Je te veux-valse

2002年2月26日
 午後のカフェで流して欲しい曲Myナンバー1の曲。エリック・サティの邦訳「あなたがほしい」だ。邦訳はまるで夜明けのジャズが似合いそうな感じだが、実際はワルツの華やかな曲。そして邦訳でも「あなた」とするか「おまえ」とするかといわれたら、私は迷わず「あなた」である!絶対女性がカフェからとおりを眺めている情景が浮かぶのだ。仏語ではどっち性の歌詞でもいいみたいだけどね。
 いいお天気だったのでお買い物にでかけ、フランスパンを買い込み、コミックをまた買いこんで上記の曲をかけながら午後のひとときをたのしむ。フランスパンときたら赤ワインで。本日のワインは仏・ボルドーのデイリーワインのハーフ。お試しセットなるお買い得品だがなかなかうまい。ハーフボトルで上手い赤はあまり無いと思う。ワインに関しての上手いというのは完全に個人の好みだから一概には言えないけどさ。
 
☆BUD BOY −市東亮子−プリンセスコミックス
一話完結のストーリーながら設定が細かくてしっかりしているのでスケールが大きく全体で一つの話として楽しめるのがすごくいい。東雲が良い位置のキャラで大変好きである。8巻に収録のラフレシアの話に最高に笑った。やっぱり聖にも幅がないとねっ♪

☆蟲師1・2 −漆原友紀−アフタヌーンKC
こちらもオモムニバス形式というか一話完結。一巻では蟲とギンコという関係のストーリーだったが、二巻では蟲師として流れるギンコという感じになっている気がした。筆の海がお気に入り。

☆冬に来た依頼人 −五条瑛− 祥伝社文庫
キリエに納得。確かに髪も爪も切っても血が出ない。バービー人形とビクスドール、動いて恐いのはどっちだろうと思ったのはなんでなんろう?
モー○ング○禁止令は私も使いたい。今ミニ○ニのお雛様が頭から離れなくてイラつくことが多いので。マックが地球征服することに反発心を覚えるのとほぼ同等の嫌悪感をもってしまう。耳になじむ音もあることはあるが赦しがたいもののほうが多い。
話を戻してよくまとまっているしすごく格好良いからハードボイルドになっているが、この作者には狭すぎるという印象が強い。やはり長編のほうがこの人は面白い。同シリーズなら恩田陸のpuzlleが一番出来が良かった。

明日も晴れるといいが一週間前から天気予報は雨だった。雨は好きではないが今の季節はまだ雨ごとに楽しみもあるのでそう悪くは無い。一雨ごとに梅一枝に春がくるに違いない。

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