さらば如月の煌きに

2002年2月28日
 別に煌くようなことは何もなく、むしろ燃え尽きた時であったと思うのだが、とりあえず月の最後です。半月何もせずに茫々とすごしてきましたが、これはこれでよい休日であったようです。今度このような日々を得るのはきっと老後と言われる時期ではないかと遠いかなたを望むのが癖でありましょう。
 たまった本を売ろうと整理しはじめました。しかし整理しようと手にとるたびについつい読み返してしまい全く進まない。これがコミックスの場合はせいぜい一冊15分もかかろうか、というものでまだ良いのだが文庫だったりすると時間がかかって仕方が無い。結局広げただけで片付け終わることはありませんでした。紙はかさばるもの、電子に移っていくのは狭い地上ではこれまた仕方の無いこと。しかし人一人分の人生くらいの時間は保存できるかもしれないが紙ほどの寿命はないでしょうね。以前文化記録保存を考えるという科学者の集まりでこんなジョークがありました。遠い未来人が私達の記録を探すとき、ハードを持たない電子記録は見ることができず、紙は風化し見ることはできないだろう、そして埋もれた土の中から石版を発見し、それが唯一残った記録となるだろう。何を大事と思ってどれほどの時間残したいと思って記録するかによるのでしょうか。

 読み終わる予定本の3分の2が味読のまま。サクラが咲く前にはおわりたいものだ。そうでないとまた新しい情報が溜まっていってしまう。とりあえず映画をみるために指輪物語を読まねば!よし、読むぞ。

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