春爛漫 気づけば世は浮かれはしゃぐ
2002年4月1日何時春がくるんだろう、と思っていた一週間前が嘘のように一気に桜が咲きました。あんまりいい天気だったのでお昼に目がさめたのですが、2時くらいからお出かけしました。道が込んでいて渋滞でちっとも進まないので、目的地の三駅くらいまえでバスをおりて花見を兼ねてぽてぽて歩きました。満開にはもう一歩というところですが美しかったです。花より人間のほうが・・・と言う気もしないではなかってのですが。
バスだと停車場からちょっと外れているのでいつもはいかない古本屋さんによりました。中古本屋さんではありません、古本屋さんです。しかも腐っても小京都というか謡本があったりして楽しいです。普通のおばさんが医学全集を売りにきたりしてました。個人的には法律関係の勉強本が結構あるので便利でもあります。常連さんに弁護士さんがいらっしゃるのだそうで。店番をしている店主らしきおばさんがまた楽しい方で置いてある本の知識がすごくてお話するだけでも楽しかったです。辞書がほしかったのですが、重そうだったのでまた今度ということに。
毎月1日は映画の日。ロードオブザリングをみたかったのですが近くでは字幕スーパーのはやってないのです。そこでビューティフルマインドをみてきました。最近ビューティフルとタイトルがつく映画おおくないですか?混乱します。ラッセルクロウはあまり好みではありませんがストーリーはいい感じです。しかし始めどういう話なのかわからなかったです。サスペンス?サイコ?とか思ってました。鉱物シリーズのファンの方は別の部分でドキドキするかもしれません。諜報部とか暗号とかですから(笑)
ゲーム理論は結局オリジナルのアイデアだったということなのでしょうかね。ラッセルの役が天才かどうかにもよりますが、完全オリジナルとか独創的というお話にちょっと通じるものがある話ではあると思います、是非これもみてください>早月様
映画を見る前に前売り券を購入していた「智恵子抄展」という、かの高村光太郎の妻千恵子の紙絵展示会にいきました。生で見たのは初めてです。レモン哀歌が好きで知恵子抄も好きなのですが、それ以上にこの夫婦のあり方は惹かれるのもがあり以前から興味がありました。ボウボウさんとジョジョさんみたいな関係もいいですが、高村夫婦には人間の精神というか、狂気がからんでいます。そのとき他人という関係でありながら夫婦というつながりである人間同士はどうするのか、というのは一つのテーマであります。奇妙な符合でビューティフルライフにも一種の、狂気をもった人間と生活できるのか、というのがありました。
9時に上映が終わって、夜桜見たさにまた歩きました。桜というのはライトアップされてもうつくしいですが、電気が消えてただ咲いているだけでも夜の闇に没しません。ぼんやりと白く浮かぶように、幽霊もかくあらんというように見えます。何故知っているかというと、去年の今ごろは午後3時に出勤して休みなく働いてから午前3時に帰るという生活をしていたため、電灯も消えようというときに桜街道を10たことがあるのです。つきでも出ていればまだわかりますが、雲りで星さえ見えないときでもぼうっとさくらは見えます。だから私は桜には魔がつく、という話が好きです。神宿るより魔が集うきがする。
良きも悪きも活気付くのが春でございます。くれぐれも魔に魅入られませぬよう、皆さまお気をつけあそばせ。
バスだと停車場からちょっと外れているのでいつもはいかない古本屋さんによりました。中古本屋さんではありません、古本屋さんです。しかも腐っても小京都というか謡本があったりして楽しいです。普通のおばさんが医学全集を売りにきたりしてました。個人的には法律関係の勉強本が結構あるので便利でもあります。常連さんに弁護士さんがいらっしゃるのだそうで。店番をしている店主らしきおばさんがまた楽しい方で置いてある本の知識がすごくてお話するだけでも楽しかったです。辞書がほしかったのですが、重そうだったのでまた今度ということに。
毎月1日は映画の日。ロードオブザリングをみたかったのですが近くでは字幕スーパーのはやってないのです。そこでビューティフルマインドをみてきました。最近ビューティフルとタイトルがつく映画おおくないですか?混乱します。ラッセルクロウはあまり好みではありませんがストーリーはいい感じです。しかし始めどういう話なのかわからなかったです。サスペンス?サイコ?とか思ってました。鉱物シリーズのファンの方は別の部分でドキドキするかもしれません。諜報部とか暗号とかですから(笑)
ゲーム理論は結局オリジナルのアイデアだったということなのでしょうかね。ラッセルの役が天才かどうかにもよりますが、完全オリジナルとか独創的というお話にちょっと通じるものがある話ではあると思います、是非これもみてください>早月様
映画を見る前に前売り券を購入していた「智恵子抄展」という、かの高村光太郎の妻千恵子の紙絵展示会にいきました。生で見たのは初めてです。レモン哀歌が好きで知恵子抄も好きなのですが、それ以上にこの夫婦のあり方は惹かれるのもがあり以前から興味がありました。ボウボウさんとジョジョさんみたいな関係もいいですが、高村夫婦には人間の精神というか、狂気がからんでいます。そのとき他人という関係でありながら夫婦というつながりである人間同士はどうするのか、というのは一つのテーマであります。奇妙な符合でビューティフルライフにも一種の、狂気をもった人間と生活できるのか、というのがありました。
9時に上映が終わって、夜桜見たさにまた歩きました。桜というのはライトアップされてもうつくしいですが、電気が消えてただ咲いているだけでも夜の闇に没しません。ぼんやりと白く浮かぶように、幽霊もかくあらんというように見えます。何故知っているかというと、去年の今ごろは午後3時に出勤して休みなく働いてから午前3時に帰るという生活をしていたため、電灯も消えようというときに桜街道を10たことがあるのです。つきでも出ていればまだわかりますが、雲りで星さえ見えないときでもぼうっとさくらは見えます。だから私は桜には魔がつく、という話が好きです。神宿るより魔が集うきがする。
良きも悪きも活気付くのが春でございます。くれぐれも魔に魅入られませぬよう、皆さまお気をつけあそばせ。
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