アルマゲドンに思う

2002年6月15日
 掃除をしてたら探していた映画鑑賞ノートを発見。タイミングよく一番良く書いていた時期の劇場公開作が今テレビ放映される。本日もアルマゲドンを鑑賞。特別編とするだけあって、長かったし記憶にないシーンもあって面白かった。が、逆に削られたシーンがあったような気がするのは気のせいか?今まではビデオは長くなれば長くなるほど価格も上がって販売力が落ちるから、せいぜい宣伝映像をつけるだけだった。その点、DVDの特徴は情報集積力だなと思う。メイキングやいわゆるNGシーンなどで商品として付加価値を高めることができる。ようするにDVDの方が今は情報量でいったらお得だなと。欲しいなぁ・・・やはり世界標準といわれたVHS規格はもう過去の産物となろうとしているのだろうか。DVD購入を考える今日この頃。

 作品について。ノートをみるにこの当時は世紀末感をもったスペースものが流行っていたらしい。わたくしとしては、ミミ・レダーのディープ・インパクトの方が好きみたいだ。もっとすきなのはインディペンデンスディらしい。書きなぐりの字を解読するとアルマゲドンは演出されすぎたヒューマンドラマが鼻につく、らしい・・・多分この時期に考えていたテーマとぶつかった課題だったからだろうな。今日見たら分かりやすい、という利点の方が感じられて良い作品だと思ったし。
 リブ・タイラーは相変わらず青い瞳と赤い唇の対比が美しい美人さんだった。駄目押しに色白いし。エルフ役でも思ったけど黒髪ってのがまた美しさを引き立たせるのよね。美人の一つはパーツの比較が出来ることかなと思ったりする。赤いと青いなんてまさに対角色?対照色だし。その点日本人は黒髪黒目なのでより美白が大事なんだは!(何を考えているんだろう・・・)あ、この方がエアロスミスの娘さんとは知らなかった。
 ベン・アフレックは私の中で脇役のイメージをぬぐえない男だ。いや、性格には脇ではない。脇役といったらスティーブ・ブシェミのほうがよっぽど。(この人もなんだか結構好きな役者さんだ)グッドウィルバイハンティングみたいな、真中にいないでも大事でよく目立って、しかし消して主役とはいえまいという役の人。それから脱したくてパール・ハーバーにいったのかしらと穿った見方をすると、やはりこの人は主役としてこれからのハリウッドを背負ってほしいなぁとは思わない。(別に私に思ってほしくもなかろうが;笑)
 なんでも出来る、なんでも似合う役者・ブルースウィリス。この人も本当にすごいといつも思う。今日の作品紹介中に字幕ででた代表作は「ダイ・ハード」と「シックス・センス」。そうかぁ、これがいまの日本では代表作になるのかぁと思う。本邦初公開シーンとして、出発前にハリー(ウィリス役名)がお父さんに会いに行くシーンがあった。公開時にカットされたのはやはり、娘との家族愛を強調するために肉親は少ない方がいい理論が働いたのだろうか。ハリーにとって最後に会う、という意味の家族の存在が評点かしら。
 ロシアステーションでのドッキングシーンが印象的だったとノートには書いてあった。レブ役のピーター・ストーメオがいい味だしてたしな。名前をすぐだせないのが申し訳ないが、グリーン・マイルで囚人役をやっていた方がでていたし、ヒューストンステーション内での攻防戦を描くシーンをみてもいい役者さん、というか豪華なメンバーなのはまだブレイク前の方々を集めているからなのかな。
 ベン・アフレックの吹き替えが小杉十郎太さんだったのがかなりツボだった。この人自身は大変すきだ!!!好きだが、ちょっと貫禄ありすぎだろぅよこの場合は。空軍大尉のシャープ氏の声が大塚さんだったのが一番イメージは合っていた。でも今は大塚さん=アラゴルンが頭を巡るのでこれもちょっと笑えた。
 なにはともあれ3時間は長いけど、うちでだらだら見る分には十分楽しい。エメオスはきっと万万歳だろうな、とまた余計なことを思う。

 一日テレビを見ていたら、おいしいパンの特集みたいな番組を見た。フランスで日常食として食べる大きなフランスパンが食べたい。硬くて大きいフランスパン大好き。バゲットのはよく買ってくる。一度円くてクロスの焼きがついているやつが食べてみたい。恋愛小説家のラストシーンで、朝の4時だか5時だかに散歩に出る意義は焼きたてのパンを食べられることさ!というセリフがとっても羨ましかった。近くにパン屋さんできないかなぁ・・。

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