男のアイデンティティ
2002年7月5日 昨日の王妃の離婚にも語られていたが、男性のプライドというのをキーワードにするのは面白いらしい。・・・面白い?!興味深いにしよう。どっちにしろ怒られそうだが、因みにわたくしは女性。なので本当には理解不能。だから面白いといってしまうわけだが、別に現実で観察したわけではなく虚構のなかに描かれたアイデンティティの話。
週末のテレビシネマは結構な楽しみ。新聞をチェックしていい方を選ぶ。選ぶと言うからには洗濯の余地があるのだが、2局で放送してくれるからである。いつもはたいていどちらかが好みに合い、どちらかが嫌われるわけだが時々同時に選べないプログラムを用意してくれるのがなかなかテレビ局側もにくいところ。今日は2局ともいいヤツをやってくれるので困った。そう言うときに限って録画用ビデオがいっぱいだったりする。でもみる。
☆ジャック・サマースビー
南北戦争時代を描いたものはとてもすきである。風と共に去りぬはいうに及ばず。時代が、というよりその時代みたいな風景とか服装とか時代感が好きである。中学のときアメリカに研修旅行し、アーミッシュの村を拝見した。多分その記憶に通じるからだと思われる。それはさておきこのお話は、戦争から帰った夫は別人だったというお話である。別人だったら問題になるのだが、戦争に行く前より格段にいい人になって帰ってきたために奥さんはもちろん村の人たちもばん万歳。しかし旦那が帰ってきたために再婚してもらえるはずだったは約束はなかったことになる。それをうらんだ再婚予定男が嘘を暴きにかかる。再婚予定男のプライドがここで本日のタイトルにつながるわけだが、そのために傷つく人がたくさんでる。それなのに何故復讐に走るのか?そうしないと脚本が面白くないというメタ視点に走るのもよいが、男性のアイデンティティは個人的感情で表現されるものなのかと批評してみようかな。
キャスト自体が大変いい配置。ジョディ・フォスターが貞淑な時代感をだした妻を演じているが、これが素敵。リチャード・ギアがまた情けない性格だけどいい人でいい家庭人になる役なのも素敵。この時代にある白人黒人の対立を絡めて、人生の意義という命題をからめて大変見ごたえのあるよい映画であった。3Kが変な訳され方していたのはちょっと嫌だった。悲しかったよ、最後が。
☆プリシラ
こちらも作品に含まれた命題がいきる作品で、ストーリーを見ることが出来る映画という分類なのでどっちをみるか本当に迷った。結局みたのだがね。こちらは旅をするドラグ・クイーンの話。ドラグ・クイーンという男性は何をアイデンティティとして生きていくのか。これまた興味深いテーマになりそう。映像がとてもきれい、とくに砂漠の道をバスが走っていくところがお気に入り。アラビアのロレンスもイングリッシュ・ペイシェントもやはり砂漠と対比された映像が好きだった。音楽もたっぷり聴けるので大変好み。
主要ドラグ・クイーン、つまり遠めには美しいが必ずアップにされるために後々げっそりしてしまう人。その役者さんたちの中になんだか見覚えのあるデコが・・・。デコ?デコといえばエルロンド様!(←何故?)ぎゃぁ!サラサラ金髪で長髪で人間との混血エルフのエルロンド様が何ゆえドラグ・クイーンを・・・という衝撃とともに、役者さんとしての器のでかさに感動した。けしてイロモノなカンジでなくこちらも感動できるよい映画である。
夏休みを前にいろいろいろいろ今週末くらいから新作映画が発表される。いいなぁ郊外にいく手段があったらなぁ
週末のテレビシネマは結構な楽しみ。新聞をチェックしていい方を選ぶ。選ぶと言うからには洗濯の余地があるのだが、2局で放送してくれるからである。いつもはたいていどちらかが好みに合い、どちらかが嫌われるわけだが時々同時に選べないプログラムを用意してくれるのがなかなかテレビ局側もにくいところ。今日は2局ともいいヤツをやってくれるので困った。そう言うときに限って録画用ビデオがいっぱいだったりする。でもみる。
☆ジャック・サマースビー
南北戦争時代を描いたものはとてもすきである。風と共に去りぬはいうに及ばず。時代が、というよりその時代みたいな風景とか服装とか時代感が好きである。中学のときアメリカに研修旅行し、アーミッシュの村を拝見した。多分その記憶に通じるからだと思われる。それはさておきこのお話は、戦争から帰った夫は別人だったというお話である。別人だったら問題になるのだが、戦争に行く前より格段にいい人になって帰ってきたために奥さんはもちろん村の人たちもばん万歳。しかし旦那が帰ってきたために再婚してもらえるはずだったは約束はなかったことになる。それをうらんだ再婚予定男が嘘を暴きにかかる。再婚予定男のプライドがここで本日のタイトルにつながるわけだが、そのために傷つく人がたくさんでる。それなのに何故復讐に走るのか?そうしないと脚本が面白くないというメタ視点に走るのもよいが、男性のアイデンティティは個人的感情で表現されるものなのかと批評してみようかな。
キャスト自体が大変いい配置。ジョディ・フォスターが貞淑な時代感をだした妻を演じているが、これが素敵。リチャード・ギアがまた情けない性格だけどいい人でいい家庭人になる役なのも素敵。この時代にある白人黒人の対立を絡めて、人生の意義という命題をからめて大変見ごたえのあるよい映画であった。3Kが変な訳され方していたのはちょっと嫌だった。悲しかったよ、最後が。
☆プリシラ
こちらも作品に含まれた命題がいきる作品で、ストーリーを見ることが出来る映画という分類なのでどっちをみるか本当に迷った。結局みたのだがね。こちらは旅をするドラグ・クイーンの話。ドラグ・クイーンという男性は何をアイデンティティとして生きていくのか。これまた興味深いテーマになりそう。映像がとてもきれい、とくに砂漠の道をバスが走っていくところがお気に入り。アラビアのロレンスもイングリッシュ・ペイシェントもやはり砂漠と対比された映像が好きだった。音楽もたっぷり聴けるので大変好み。
主要ドラグ・クイーン、つまり遠めには美しいが必ずアップにされるために後々げっそりしてしまう人。その役者さんたちの中になんだか見覚えのあるデコが・・・。デコ?デコといえばエルロンド様!(←何故?)ぎゃぁ!サラサラ金髪で長髪で人間との混血エルフのエルロンド様が何ゆえドラグ・クイーンを・・・という衝撃とともに、役者さんとしての器のでかさに感動した。けしてイロモノなカンジでなくこちらも感動できるよい映画である。
夏休みを前にいろいろいろいろ今週末くらいから新作映画が発表される。いいなぁ郊外にいく手段があったらなぁ
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