魚を肴に魚の酒をいただきました。
2002年7月23日いやぁうれしたのしの夏休みです。本当はまだ試験もあるし集中講義もあるしゴマすりすりのお仕事もあるのですがちょっぴりこころに余裕ができたから夏休みなんです。だからずっと寝かしてあったワインをあけました。うーふ〜ふ〜あいかわらず呑み食い日記になっております。今日のワインはイタリア産ペッシェヴィーノ・ビアンコの白です。お手ごろ価格なのでイタリア産は結構ご贔屓です。そしてこのビアンコは瓶がお魚型で大変かわいいのです。ビアンコという種は酸味がきいているので割とあたりも多い。白ワインは好きなんですが、ドイツの白は甘口が多いからあんまり好かんのです。いや、値段にこだわらず追求すればうまいものは川沿いにたくさんあるなぁとは思いますがね。ほっけにしようか鮭にしようか考えて、白だからちょっと脂肪があったほうがいいかしらんということで色も合ったほうがいいかと、鮭をフライパンで蒸し焼きにして箸で毟って食す。フライパンで焼くと皮までカリカリにできるから切り身の魚ではよくやります。ほっけはグリルで焼きますけどね。
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うにゃぁ酔っ払い。それにしても2時間で一本空くってどうよ?以前ドイツに留学した経験のある先生曰く、2日で一本ワインを独りで空けていたくらいだから僕はお酒は強いんだよ、とのこと。訊かれもしなかったのであえて自分のことは何もいわかったがまぁ弱くはないと認識できた出来事であった。とはいえわたくしは飲んでそのまま寝てしまうのでさほど強いとも思われない。まぁ酒豪には遠いからどっちでもいいや。今日のワインは食事のお供でちょいと飲むにはいいけど、映画のお供でそれだけ飲むには主張が強すぎる感じ。時間をおいて酸化させるとあまり好ましくない味のように思う。冷やしたままのほうが良かった。手をぬいてワインクーラーをつかわなかったのもいけんかったな。でも瓶がかわいいので飲んだあともなんだか嬉しい。栓があったら中に水入れて冷やして枕にしたら、今の時期重宝するかも。兼六園に行くだらだら坂沿いにある焼き物屋さんのショーウインドウに、猫を模した焼き物の枕があってこれも大変かわいくてひんやりしてて素敵。何故飾り物なのに知っているかというと、猫好きで同じくこの猫枕にほれ込んだ友人が持っているからである。しかしこの枕、自分で買ったわけではなく彼氏が別れ際にくれたらしい。なんで別れる人の誕生日プレゼントにその人の好きなものをくれるのか?なんか手切れ金っぽいイメージがついてまわってしまう。まだ余裕があったころにやっていたサークル仲間の友人で、同じサークル内で付き合っていたためいろいろと事情はあったみたいだが、でもなんか話を聞いたときにとても不思議だった。そういうのにかんしては初心者なのでよくわからない。でもあの猫枕に罪はないしかわいいのでいいなぁと思う。しばし考える・・・でも栓がないからやはりこの瓶はリサイクルにまわされる。思えばこのように瓶を愛でる思いは谷川俊太郎氏著の「リタとリサ」という絵本に端を発する。郵便局の社会見学でなぜか貰った。はてあの絵本はいまいずこへ・・・
◎雨柳堂夢咄9巻 朝日ソノラマ 波津彬子
金沢出身の漫画家さんでとても絵が素敵。書かれるストーリーもわたくしの好みにとってもマッチした、骨董などに感ずる知識などもうやらましく思う。金沢の町は歩いていると「ただいま外出中、御用の方は勝手にみてね」という看板を年中出している骨董やサンが突然あったりもするが、きっととくにこのような環境に身を置いて育ったかたなのではなかろうか。雨柳堂という店のまえに柳を構えた骨董屋サンのお話。おじいさんとその孫の蓮が骨董とお客の縁を取り持ってくれることでいろいろと短編のお話が入っている。もちろん骨董といってもいろいろと憑いていることが楽しいわけで、蓮さんはそれが見えるために気難しい骨董のお世話をさせられてしまうという。文庫でも出ておりますので是非読んでね〜♪(←宣伝;笑)
そういえば初期のこの話のなかにも上述のごときものが出てきた。かわいがっていた子犬が死んだためそれを模した焼き物をつくってそばに置いていたが、肝心のその子が死んでしまってからは骨董だけが残ってしまうという悲しさ。もっともその焼き物は湯たんぽとして使われていたから今の季節には暑いのだが。今はやはりあのヒンヤリ猫枕が恋しい。
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うにゃぁ酔っ払い。それにしても2時間で一本空くってどうよ?以前ドイツに留学した経験のある先生曰く、2日で一本ワインを独りで空けていたくらいだから僕はお酒は強いんだよ、とのこと。訊かれもしなかったのであえて自分のことは何もいわかったがまぁ弱くはないと認識できた出来事であった。とはいえわたくしは飲んでそのまま寝てしまうのでさほど強いとも思われない。まぁ酒豪には遠いからどっちでもいいや。今日のワインは食事のお供でちょいと飲むにはいいけど、映画のお供でそれだけ飲むには主張が強すぎる感じ。時間をおいて酸化させるとあまり好ましくない味のように思う。冷やしたままのほうが良かった。手をぬいてワインクーラーをつかわなかったのもいけんかったな。でも瓶がかわいいので飲んだあともなんだか嬉しい。栓があったら中に水入れて冷やして枕にしたら、今の時期重宝するかも。兼六園に行くだらだら坂沿いにある焼き物屋さんのショーウインドウに、猫を模した焼き物の枕があってこれも大変かわいくてひんやりしてて素敵。何故飾り物なのに知っているかというと、猫好きで同じくこの猫枕にほれ込んだ友人が持っているからである。しかしこの枕、自分で買ったわけではなく彼氏が別れ際にくれたらしい。なんで別れる人の誕生日プレゼントにその人の好きなものをくれるのか?なんか手切れ金っぽいイメージがついてまわってしまう。まだ余裕があったころにやっていたサークル仲間の友人で、同じサークル内で付き合っていたためいろいろと事情はあったみたいだが、でもなんか話を聞いたときにとても不思議だった。そういうのにかんしては初心者なのでよくわからない。でもあの猫枕に罪はないしかわいいのでいいなぁと思う。しばし考える・・・でも栓がないからやはりこの瓶はリサイクルにまわされる。思えばこのように瓶を愛でる思いは谷川俊太郎氏著の「リタとリサ」という絵本に端を発する。郵便局の社会見学でなぜか貰った。はてあの絵本はいまいずこへ・・・
◎雨柳堂夢咄9巻 朝日ソノラマ 波津彬子
金沢出身の漫画家さんでとても絵が素敵。書かれるストーリーもわたくしの好みにとってもマッチした、骨董などに感ずる知識などもうやらましく思う。金沢の町は歩いていると「ただいま外出中、御用の方は勝手にみてね」という看板を年中出している骨董やサンが突然あったりもするが、きっととくにこのような環境に身を置いて育ったかたなのではなかろうか。雨柳堂という店のまえに柳を構えた骨董屋サンのお話。おじいさんとその孫の蓮が骨董とお客の縁を取り持ってくれることでいろいろと短編のお話が入っている。もちろん骨董といってもいろいろと憑いていることが楽しいわけで、蓮さんはそれが見えるために気難しい骨董のお世話をさせられてしまうという。文庫でも出ておりますので是非読んでね〜♪(←宣伝;笑)
そういえば初期のこの話のなかにも上述のごときものが出てきた。かわいがっていた子犬が死んだためそれを模した焼き物をつくってそばに置いていたが、肝心のその子が死んでしまってからは骨董だけが残ってしまうという悲しさ。もっともその焼き物は湯たんぽとして使われていたから今の季節には暑いのだが。今はやはりあのヒンヤリ猫枕が恋しい。
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