此れより一たび止め去って
2002年8月24日将に扶桑のほとりに止まらんとす。
清顔宿容を止む、なんぞただに千万祀のみならんや。
「これからぷっつり酒を止めて、扶桑の島へでも行って暮らすとしようか。古い顔はやめてすがすがしい顔になり、千万年どころか、いつまでもいきてやろう。」
意地悪なのか親切なのか、はたまたたんなる揶揄なのか。かなり前に国文学を専攻していた某御仁がわたくしにくださった漢詩でございます。もらい物なので出典はわかりません、あしからず。どうせなら王維とかのうまい酒で友と夜を徹して語り合った喜びの詩とかを教えて欲しかったわ。酒好きなのは詩聖の人でしたっけ?岩波新書からでている「短歌パラダイス」とか「俳句の楽しみ」などのような句会で、罰杯をもって催してみたいものだ。歌合せというと、百人一首の50、51番歌を思い出します。「しのぶれど色に出にけり我が酒は・・・」とかいってしまいそうで怖いです。(笑)
何故突然昔のもらい物を思い出したかといえば、皇なつき氏の新刊を読んだからです。劇画風、とはちがうのだけれど牡丹のような華がとてもきれいな絵は大好きです。お話も独特ですきですな。「黄土の旗幟のもと」が一番気に入ってますが、このような雰囲気を好む源流はおそらく三国志を好んでいたことにありそうかなぁと思ったり。
◎恋泉-花情曲余話- 皇なつき あすかコミックスDX
初期作品「花のこえ」の後日談的なストーリー。そのなかで、花の精である奥さんを花に例えて夫が詠んだ詩として王維の作品がでています。本の最後に載っているキツネの話がまた楽しいです、口の端が片側だけ上がる感じ。←これでわかるひとがいるのだろうか?
◎黄昏の楽園1 伊庭竹緒 プリンセスコミックス
はじめて読んだ人だが、楽しかった。ヴィクトリア時代に設定してあるお話が読みたかったのです。この作品は19世紀だからちょっとはずれてるけれど。いいですなぁ〜黒髪の東洋人が薔薇背負って貴族として暮らすというのは。洋の東西を混ぜたストーリーが美しいのは波津彬子氏ですが、この作品は絵がきれいでいいなぁ。
◎レディー・ヴィクトリアン8 もとなおこ プリンセス・コミックス
俄かにプリンセスコミックスにはまっているのはどうしてなのか。設定が渋いものがおおいからです。傾向として分かりやすいからです。これも倫敦を舞台にしていて、時代設定が本当にヴィクトリア文化なので楽しいです。王道いってるお話。しかしいくらはまったからといって、王家と妖精にはけして手を出すまいと誓っているのです。あんなものに手を出した日にはあなた、タンスから本があふれるぢゃないですか。
◎羊のうた2 冬目景 BIRZコミックス
うーーーーん。2巻になってもどういうお話なのか言葉にしがたい。今モスキュートなお話で一番すきなのはダレン・シャンなのです。10月に待ち遠しい6巻が出ますが、ハリポタも出るからちょっと心配。ハリポタといえば、邦訳版が出る前に原書をよまねば先に買った甲斐がないわ・・・
日中は蝉が騒いで夏真っ盛りなのに、日が暮れるとすでに秋の虫の声がする。涼しくて結構だがギャップが大きすぎて身体が熱疲労でも起こしそう。顔がひび割れたりとかしたらいやですね・・・なるわきゃないですが。
清顔宿容を止む、なんぞただに千万祀のみならんや。
「これからぷっつり酒を止めて、扶桑の島へでも行って暮らすとしようか。古い顔はやめてすがすがしい顔になり、千万年どころか、いつまでもいきてやろう。」
意地悪なのか親切なのか、はたまたたんなる揶揄なのか。かなり前に国文学を専攻していた某御仁がわたくしにくださった漢詩でございます。もらい物なので出典はわかりません、あしからず。どうせなら王維とかのうまい酒で友と夜を徹して語り合った喜びの詩とかを教えて欲しかったわ。酒好きなのは詩聖の人でしたっけ?岩波新書からでている「短歌パラダイス」とか「俳句の楽しみ」などのような句会で、罰杯をもって催してみたいものだ。歌合せというと、百人一首の50、51番歌を思い出します。「しのぶれど色に出にけり我が酒は・・・」とかいってしまいそうで怖いです。(笑)
何故突然昔のもらい物を思い出したかといえば、皇なつき氏の新刊を読んだからです。劇画風、とはちがうのだけれど牡丹のような華がとてもきれいな絵は大好きです。お話も独特ですきですな。「黄土の旗幟のもと」が一番気に入ってますが、このような雰囲気を好む源流はおそらく三国志を好んでいたことにありそうかなぁと思ったり。
◎恋泉-花情曲余話- 皇なつき あすかコミックスDX
初期作品「花のこえ」の後日談的なストーリー。そのなかで、花の精である奥さんを花に例えて夫が詠んだ詩として王維の作品がでています。本の最後に載っているキツネの話がまた楽しいです、口の端が片側だけ上がる感じ。←これでわかるひとがいるのだろうか?
◎黄昏の楽園1 伊庭竹緒 プリンセスコミックス
はじめて読んだ人だが、楽しかった。ヴィクトリア時代に設定してあるお話が読みたかったのです。この作品は19世紀だからちょっとはずれてるけれど。いいですなぁ〜黒髪の東洋人が薔薇背負って貴族として暮らすというのは。洋の東西を混ぜたストーリーが美しいのは波津彬子氏ですが、この作品は絵がきれいでいいなぁ。
◎レディー・ヴィクトリアン8 もとなおこ プリンセス・コミックス
俄かにプリンセスコミックスにはまっているのはどうしてなのか。設定が渋いものがおおいからです。傾向として分かりやすいからです。これも倫敦を舞台にしていて、時代設定が本当にヴィクトリア文化なので楽しいです。王道いってるお話。しかしいくらはまったからといって、王家と妖精にはけして手を出すまいと誓っているのです。あんなものに手を出した日にはあなた、タンスから本があふれるぢゃないですか。
◎羊のうた2 冬目景 BIRZコミックス
うーーーーん。2巻になってもどういうお話なのか言葉にしがたい。今モスキュートなお話で一番すきなのはダレン・シャンなのです。10月に待ち遠しい6巻が出ますが、ハリポタも出るからちょっと心配。ハリポタといえば、邦訳版が出る前に原書をよまねば先に買った甲斐がないわ・・・
日中は蝉が騒いで夏真っ盛りなのに、日が暮れるとすでに秋の虫の声がする。涼しくて結構だがギャップが大きすぎて身体が熱疲労でも起こしそう。顔がひび割れたりとかしたらいやですね・・・なるわきゃないですが。
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