映画の話2

2002年9月14日
予告したように映画の話。昨日に引き続きRoL出演キャストについて調べていたらびっくりを発見。サラサラストレートで一部の方々の話題をさらっていたサルマン様は「スリーピーホロウ」にもご出演なさってました。どうも経歴を拝見すると190cmもある長身をもてあましてなかなか芽が出なかったらしい。しかしフランケンシュタイン、ドラキュラ等に出演後ホラーの一時代を築いてしまい一躍大スターに。素敵ですわ、サルマン様vvvそしてその経歴に偽りなし、迫力の首なし騎士を演じてらっしゃいました。あぁも自然に怪奇映画で存在感を主張できるのもすげぇっ!!!いや、それをいったら首なし騎士を肯定した脚本書いた人のほうがエライか。などなど書いているが今日見たのは全然違う話。

☆グリーンマイル
テレビでみた映画で最長は「シンドラーのリスト」。次々と就寝の床につく家族をしりめに、根性で最期までテレビにかじりついてみた。夜8時から始まって深夜1時近くまでかかったような気がする。それに比べれば短いとはいえかなり長いはず。タイタニックのように2夜に分けるのかな、はてどうするのかしらと思ったら、えらく大胆に編集されてましたね。ビリー氏とかの見せ場がなかったような気が・・・。でも何度見てもいいお話ですなぁ。しかし個別に描写されるといい人たちなのに、設定として死刑囚という役だからよく考えると恐くなる。死刑になるような何かをやった人間であるわけで、ジョン・コーフィーにメッセージをセリフとして言わせるまでもないメッセージ性があるように思った。そしてそして、一番わたくしが好きなのは、看守の中で独り独身の人!トム・ハンクス扮するボスに忠実でいい部下ってかんじでボスを気遣いつつ助け、つかず離れずの距離を保つ部下!!あぁっどこでみたんだろう、こういうキャラ!!大好きですよ、こういう人。俳優さんの名前が出てこないので申し訳ないのですが、「ロック」でも同じような副官の役で出演なさってました、反乱軍のほう。メインと全く関係のない細部に喜んでしまう変な映画ファン。ふっ、報われないけど一歩引いて付き従っている人に注目してしまうのは癖です、趣味です。そんな楽しみ方もある。

☆ファイトクラブ
初めは「太陽が赤かった」から人を殺した、みたいなお話なのかと思ったがいろいろと思わぬ仕掛けがあり、最期まで楽しかった。ファイトクラブの開設から終焉まで。男の方が好んで殴りあいをするというお話だと思っていて、所謂リスカの精神病理の話だと思っていた。しかしそれが主題なのではないらしい。ブラッド・ピットという主役級の人をうまく使っている。だってやっぱりブラピだし〜?という期待をどこかで持ってしまうものなのかしら。ヌンチャクで体操しているシーンが素敵でした、ブラピ。そして主人公の人が途中たくさんパントマイムをやっていてすごい。自分で自分を殴るのだが、その吹っ飛び方といい殴られ方といい独り芝居とは思えない。終わり方がどうかしら、と思わないでもないがなかなか素敵なお話でしたわ。

本屋さんで京極さんの文庫と森さんの新刊にであいました。涙を飲んでとても文庫とは思えない文庫の方を購入しました。おうちで本棚にいれるために、先に棚に収まっていた文庫5冊が整理されましたがまだ入りませんでした(涙)しかし鉄鼠の隣に何とか並べたらそれほど太くない太くない、と思えるようになってしまった自分がなにやら悲しかったです。どのページをめくっても相変わらず跨いでない文章があっぱれであります。
ビデオはあと2本。撮り溜めているのがいくつかあったのでこの休み中に消火しないとビデオが埋まる。あ、昨日の日記のなかでG.I.ジェーンの感想がアンジェリーナ・ジョリー氏に惑わされて17歳のカルテに雑じってました。「なめんじゃねぇ」はG.i.ジェーンの方です。

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