余計なお世話、大きなお世話な小さな親切
2002年9月30日 前期の単位数取得確認表、要するに成績表が配布された。ついでに後期の講義日程表がようやく配布され、あしたからすぐに講義開始。大学と銘打つくせにこの自由のなさはいったいなんだと毎回毎回ツメを噛む。講義開始の前日に予定表を配布してもなんとも思わないのは、ほとんどが選択講義とのたまった必修ばかりだから。自分で取りたい講義を選択する幅なんぞありはしないからである。本当に選択させるつもりならもっと前に予定を公布し、熟考期間を置きもするだろう。そういう制度に関しては欧米の大学やプレップスクールに非常にあこがれる。加えて最近の日本の大学では、大学生に活力がないから大学側がサークルを設置する運動をしてみたり、学生相談室でカウンセリングを強要するところがある、なんて新聞記事を切り抜いては「ばっかばかしいわぁ資金があってうらやましい」とわたくしは思っている。そこへ、本日の成績表公布に際して、恐ろしい事態がわたくしの大学にも迫っていたことを知る。そのナも「アドバイス教官制度」という。個人的に大学生活から私生活から成績に関してまで、指導教官なるものが割り当てられる。そして生徒はその教官の指導を個別に受けることができるらしい。問題を抱える生徒が急増することへの対処らしいが、はっきり言って余計なお世話だ。しかも3・4年は指導教官は所属ゼミの教官になる。彼らは教授であって研究者であって子守りの才能を期待すべきではないと常々思っている。学問的な才能はすばらしいが、それに反比例する性格の方がいることを事実として知っている。それなのに、どうしてこんな制度がでてきたのか不思議でならない。国民のプライバシーを守れ!と住基ネットに反対しているのに、どうしてこの事態には反論しないのだ、学生自治会よ!こんなときこそ働かなくてどうする気だ!会費と称して入学したての右も左もわからぬ新入生からほとんど騙し取ったような会費で実は何をしているのか(偶然とはいえ)知っているのは私だけではない。たまにはまともに大学のために働きたまへっ!といらぬ怒りをそしらぬ方へ向けても仕方ないのだが、詳細を記したプリントには「〜相談できる」と書いてある。しかし指導教官といままでの成績表をもとに今期履修時間割について個別面談を受けねばならないのだ。しかもその面談で指導教官のお墨付きをいただかないと、単位取得講義として履修を許可してもらえない。ちょっと待ちたまえへ。「できる」じゃなかったのか?それって強制っていわないか?しかも成績にまで口出されるって、仮にも法学部所属学生にたいしてプライバシーという言葉を知らんのか。と結構ご立腹であります。全く小さな親切大きなお世話とはこのこと。こんなことに使う資金は一体どこからでるのやら。研究時間を取られる先生の中には余計機嫌悪くなって生徒に学問面で不親切になる方が出そうでやだなぁ。そんなことになったら本末転倒もいいとこだろう。まぁ仮にも大学教授、腐っても教授の名の下にそんな子供っぽい振る舞いはされないだろうが。
毎度毎度ドキドキしながら成績結果を見てますが、どうしてあんな受講態度で優をいただけるのか、何故にあの頑張りで不可ですか・・・・と思うものが必ずいくつかある。頂いた優については文句のありようもございませんが、割と頑張ったのに単位すらいただけなかったりするとかなり凹む。そうか、それほどに才能もなかったか・・・と思わざるを得ない。大学での成績は教授によって相対評価の方と絶対評価の方といらっしゃるようなのでまた判断の難しいところ。しかし何故アレが不可・・・シクシクシク。でもとりあえず留年の危機は脱したので良しとしよう。
毎度毎度ドキドキしながら成績結果を見てますが、どうしてあんな受講態度で優をいただけるのか、何故にあの頑張りで不可ですか・・・・と思うものが必ずいくつかある。頂いた優については文句のありようもございませんが、割と頑張ったのに単位すらいただけなかったりするとかなり凹む。そうか、それほどに才能もなかったか・・・と思わざるを得ない。大学での成績は教授によって相対評価の方と絶対評価の方といらっしゃるようなのでまた判断の難しいところ。しかし何故アレが不可・・・シクシクシク。でもとりあえず留年の危機は脱したので良しとしよう。
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