「長髪のアホ」素敵なお兄様ビリー
2002年10月24日あははははっ!このタイトルだけで何のことか分かった方はすばらしいです。大学生協でハリポタがおいてあったので、購入してしまったのです。一応ペーパーバックで通読はしてあるのですが、全然分からなくていろんなファンサイトで知識を補充していたせいか、全く覚えのないストーリーが脳内に溢れている。おかげで邦訳ハリポタを読んでいると「あれ?こんなシーンがあったような無いような・・・」と思うことしばしば。ともあれ、大変楽しいです。今日の日記はちょくちょく下に感想が増える予定。以下ネタばれと思わずに、妄想に雑じってネタばれしている可能性がありますのでご注意ください:笑。というか感想なのでほとんどバレバレです。知っていることを前提で書いてます。未読の方は読んではいけません。せっかくのハリポタの楽しさを余すところ無く味わうためには、以下読まれないことをお薦めします。・・・・だって全部感想かいたらそうなったんだもん。
◎ハリーポッターと炎のゴブレット
ハリーもホグワーツ4年生になりました。幸せな3巻最期からちょっと悲しみも引きずってますが、生活環境も初期に比べれば格段に向上して楽しく始まります。シリウスパパは、逃亡生活のためにやむなくハリーと離れ離れになってしまいましたが、南国で元気にやっている模様。あぁ、あの全身毛皮で暑い国にいって大丈夫なんでしょうか?時々お便りのやり取りをしている、養父と養子のやり取りが微笑ましいです。
さて、相変わらずのダーズリー一家を相手にしながらも大分したたかになってきた感のあるハリー。「殺人犯の名付け親に手紙をかいちゃおっかなぁ〜」という脅し文句はどうなんでしょう。パパが悲しむよっ!しかしそれによってウィーズリー家にいくことができました。今年はクディッチのワールドカップがあるため、ハリーも一緒に観戦に誘ってもらったのです。クディッチの所はとても原書では解読できなかったシーン。むずかしいのだよ、あのスピード感を英語で語られると。世界レベルを目の当たりにして大興奮のハリー君ですが、嵐はいつでも突然やってくる。例の「あの人」の影がちらちらと。4巻はあの人の暗躍も一段と大きくなるみたいですな。
クディッチのシーンもいいのだが、一番注目はウィーズリー一家勢ぞろいシーン。一巻で出てきたドラゴン使いの長兄チャーリーと次兄のビリー登場。この際チャーリーはもういい。ビリーが!ビリーお兄様が!もう超クールなんですよ!邦訳はとにかく「かっこいい」になってました。原文は「COOL」ですよ!だって銀行員という堅い職業なのに、ロックコンサートにいっても溶け込める服装なんですよ!片耳に牙のイアリングで、ドラゴン革のブーツで、長髪の上に一家の性質で赤毛なんですよっっっ。素敵だわぁ。でもお母様には長髪が不評みたいです。預言者新聞でも「長髪のアホ」とかかれたことがあるんだそうで。わー、もっとこの方の活躍シーン作って欲しいわぁ。
そしてワールドカップの終了と共に休暇もおわり、新学期です。いつものとおり列車でホグワーツに向かいますが、天気がすぐれません。いままで学校の始まるときはいつもワクワクしたハリーの様子が書かれていたのに、今回は嵐の日。どうも不穏な描写、ローリング氏の心意気が伺えるというか。学校の関心事で一番のことといったら、「闇の魔術」の先生でしょう!かのルーピン先生は行ってしまわれたしね・・・。もしかしてパパシリウスと密かに仲良く南国にいたりしないかな、とか妄想してみる。そして今回の先生はなんと実務家です。今はもう引退していますが現役時代は「あの人」勢力である闇の魔法使いを捕獲するのが仕事の人で、アズカバンの半分を埋めたという豪傑。このムーディー先生が「超クール」と生徒に表されてます。あ、だからビリー様のときはかっこいいだったのね。今学期も楽しそうです。講義もルーピン先生からお手紙を貰っていたそうで、ちゃんとした講義。
ワールドカップに続いてのイベントは三大魔法学校対抗試合。あまりの死者数のために、何百年も行われていなかったのだがここに来て何故か復活。3つの魔法学校から各校代表者を一人ずつ選出して、優勝を競うというもの。代表に選ばれると、試験を必ず受けなければならない。魔法契約というものの効力らしい。しかもその試験はとても危険で難しい。この代表を選ぶところで、タイトルの炎のゴブレットの正体が判明。もちろんハリーはでるよね!と期待していたら、代表に立候補するのに年齢制限が設けられたため今回は見送りになった。・・・ふふふっ、そんなわけあるかーーー!!!お約束、ハリー君は何者かの陰謀によって代表選手に選ばれてしまう。自分が望んだことではないのに、友からは嫉妬され、周りからは卑怯者といわれ、一人で命さえ落とすかもしれない試験に悩んだりと踏んだりけったりでとても胸痛む場面でありました。なんだか4巻は今まで以上に不条理とかどうしようもないことに対する憤り、というものを匂わせるエピソードが多い気がする。ハリーくんの境遇がここに来てまた悲しい。特にマスコミ(というか預言者新聞の記者)のやり方がとても腹立たしい。何でも批評として受け止めるのもどうかと思うけれども、ちょっと現実世界に対するJ.K.ローリング氏のメッセージ性が強いのではないかしらんと思ったり思わなかったり。
もっとハリーが器用であるとか、人に守られて頼ることを知っている人間であればよいのにと本当に思った。もっとシリウスパパに頼れ!彼はその方が嬉しいはずだ!読んでる私もその方が嬉しいし!と一人部屋で身悶えする。手紙からハリーの身を案じてパパご訪問と相成りますが、ハリーは自分のためにシリウスを危険にさらすことに恐怖さえ感じてしまう、というところがさ。恐くて全然大丈夫ではないのに、どうして自分は大丈夫とばかり言ってるんだろう、という冷静な自己分析が悲しかった。今のうちにシリウスと仲良くして甘えてほしいなぁ。しかしそのためには「例のあの人」と決着をつけなくてはならない。決着をつけるべく戦うためには、せめてもう少し大きくならねばならない。でも大きくなってしまったら、パパと子供として甘えられる関係というのは難しくなってしまいそう。だからっだから今のうちに甘えて欲しいけど状況がそれを許さないわけで・・・というジレンマ。いや、別にこの2人だけの関係に執着したいわけではないのですが、好きなんですよこの組み合わせ。ハリー君は14歳にして春が来たみたいだし、此れからますます親という家族とは疎遠になっちゃうのかなぁと思ったからです。
さて、対抗試合の第1課題を終えて上巻終了。明日へ続く。
◎ハリーポッターと炎のゴブレット
ハリーもホグワーツ4年生になりました。幸せな3巻最期からちょっと悲しみも引きずってますが、生活環境も初期に比べれば格段に向上して楽しく始まります。シリウスパパは、逃亡生活のためにやむなくハリーと離れ離れになってしまいましたが、南国で元気にやっている模様。あぁ、あの全身毛皮で暑い国にいって大丈夫なんでしょうか?時々お便りのやり取りをしている、養父と養子のやり取りが微笑ましいです。
さて、相変わらずのダーズリー一家を相手にしながらも大分したたかになってきた感のあるハリー。「殺人犯の名付け親に手紙をかいちゃおっかなぁ〜」という脅し文句はどうなんでしょう。パパが悲しむよっ!しかしそれによってウィーズリー家にいくことができました。今年はクディッチのワールドカップがあるため、ハリーも一緒に観戦に誘ってもらったのです。クディッチの所はとても原書では解読できなかったシーン。むずかしいのだよ、あのスピード感を英語で語られると。世界レベルを目の当たりにして大興奮のハリー君ですが、嵐はいつでも突然やってくる。例の「あの人」の影がちらちらと。4巻はあの人の暗躍も一段と大きくなるみたいですな。
クディッチのシーンもいいのだが、一番注目はウィーズリー一家勢ぞろいシーン。一巻で出てきたドラゴン使いの長兄チャーリーと次兄のビリー登場。この際チャーリーはもういい。ビリーが!ビリーお兄様が!もう超クールなんですよ!邦訳はとにかく「かっこいい」になってました。原文は「COOL」ですよ!だって銀行員という堅い職業なのに、ロックコンサートにいっても溶け込める服装なんですよ!片耳に牙のイアリングで、ドラゴン革のブーツで、長髪の上に一家の性質で赤毛なんですよっっっ。素敵だわぁ。でもお母様には長髪が不評みたいです。預言者新聞でも「長髪のアホ」とかかれたことがあるんだそうで。わー、もっとこの方の活躍シーン作って欲しいわぁ。
そしてワールドカップの終了と共に休暇もおわり、新学期です。いつものとおり列車でホグワーツに向かいますが、天気がすぐれません。いままで学校の始まるときはいつもワクワクしたハリーの様子が書かれていたのに、今回は嵐の日。どうも不穏な描写、ローリング氏の心意気が伺えるというか。学校の関心事で一番のことといったら、「闇の魔術」の先生でしょう!かのルーピン先生は行ってしまわれたしね・・・。もしかしてパパシリウスと密かに仲良く南国にいたりしないかな、とか妄想してみる。そして今回の先生はなんと実務家です。今はもう引退していますが現役時代は「あの人」勢力である闇の魔法使いを捕獲するのが仕事の人で、アズカバンの半分を埋めたという豪傑。このムーディー先生が「超クール」と生徒に表されてます。あ、だからビリー様のときはかっこいいだったのね。今学期も楽しそうです。講義もルーピン先生からお手紙を貰っていたそうで、ちゃんとした講義。
ワールドカップに続いてのイベントは三大魔法学校対抗試合。あまりの死者数のために、何百年も行われていなかったのだがここに来て何故か復活。3つの魔法学校から各校代表者を一人ずつ選出して、優勝を競うというもの。代表に選ばれると、試験を必ず受けなければならない。魔法契約というものの効力らしい。しかもその試験はとても危険で難しい。この代表を選ぶところで、タイトルの炎のゴブレットの正体が判明。もちろんハリーはでるよね!と期待していたら、代表に立候補するのに年齢制限が設けられたため今回は見送りになった。・・・ふふふっ、そんなわけあるかーーー!!!お約束、ハリー君は何者かの陰謀によって代表選手に選ばれてしまう。自分が望んだことではないのに、友からは嫉妬され、周りからは卑怯者といわれ、一人で命さえ落とすかもしれない試験に悩んだりと踏んだりけったりでとても胸痛む場面でありました。なんだか4巻は今まで以上に不条理とかどうしようもないことに対する憤り、というものを匂わせるエピソードが多い気がする。ハリーくんの境遇がここに来てまた悲しい。特にマスコミ(というか預言者新聞の記者)のやり方がとても腹立たしい。何でも批評として受け止めるのもどうかと思うけれども、ちょっと現実世界に対するJ.K.ローリング氏のメッセージ性が強いのではないかしらんと思ったり思わなかったり。
もっとハリーが器用であるとか、人に守られて頼ることを知っている人間であればよいのにと本当に思った。もっとシリウスパパに頼れ!彼はその方が嬉しいはずだ!読んでる私もその方が嬉しいし!と一人部屋で身悶えする。手紙からハリーの身を案じてパパご訪問と相成りますが、ハリーは自分のためにシリウスを危険にさらすことに恐怖さえ感じてしまう、というところがさ。恐くて全然大丈夫ではないのに、どうして自分は大丈夫とばかり言ってるんだろう、という冷静な自己分析が悲しかった。今のうちにシリウスと仲良くして甘えてほしいなぁ。しかしそのためには「例のあの人」と決着をつけなくてはならない。決着をつけるべく戦うためには、せめてもう少し大きくならねばならない。でも大きくなってしまったら、パパと子供として甘えられる関係というのは難しくなってしまいそう。だからっだから今のうちに甘えて欲しいけど状況がそれを許さないわけで・・・というジレンマ。いや、別にこの2人だけの関係に執着したいわけではないのですが、好きなんですよこの組み合わせ。ハリー君は14歳にして春が来たみたいだし、此れからますます親という家族とは疎遠になっちゃうのかなぁと思ったからです。
さて、対抗試合の第1課題を終えて上巻終了。明日へ続く。
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