記録更新

2002年12月11日
 金沢は雪もさることながら、雷も多い土地柄である。年間を通してよくなる。昼も夜もなく鳴る。しかも容赦なくなる。光って音が轟いて、部屋の窓がゆれる。停電もある。本当によく雷がなる、大気の状態が常に不安定な御土地柄らしい。
 そして、雷のなった日を観測し始めたのが明治16年からだそうだ。雷が鳴った日で、今まで観測された年間最高日数は53日だったそうだが、昨日今日でその記録が更新されたらしい。つまり年55日も雷がなった日があったと、こう言うわけだ。まぁよくなったもんだね。
 そして昨日今日とよくなっておりました。そして冬になる雷は雪興しといわれて、雪をつれてくるものと言われているらしい。ブリが美味くなるからブリ興しとか、異名も色々とあるらしい。雪興しとともにやってきた雪は、12月に降った雪としては昭和61年以来の大雪となったという。いやぁ、わたくし三角錐型の雪粒を初めてみた。普通雪というのはしんしんと降るもので、窓や傘にあたっても音がしないもの、という幻想を抱いておるわけです。しかし今日の雪は妙に快活な音がする。傘から手をだして雪粒を一つ手にしてみたらば、私の小指の爪ほどもある三角錐型の雪でありました。これでは音もすらあなぁと納得。しかも結晶として正しい形を保って地上に落ちている。なかなかに感慨深い雪でありました。

寒かったです。こんな日こそアルコールが必須ですのに、あいにくと丁度切らしておりました。ですが慣れぬ雪道歩きで疲れていたのか、帰途につくやぐっすり。良く寝た・・・・と思ったら寒くて、一番寒い夜更けの4時くらいに目が覚めてしまった。がはっっっ!!明日はラムかスコッチを買ってこよう・・・

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