ベンチャーめざして起業したい!とまではいわないけれども、独立したいなぁとは漠然と思っている。60定年であっても性別を考えるにそれだけずっと働くことが可能かというとやはり現実問題として難しいというのが、労働法ゼミで学んだ子の一年の結論である。人間50年の時代ならいざ知らず、仕事をやめてから20年もあそんで暮らせるだけの資金ができるとは思えない。また逆にそれだけ安心して暮らせるだけの資金を手にするには、やはり起業かなぁとも。ともかく「社長とよばれたいっ!」なんてコピーができるくらいは自分の夢かもしれない。

◎すべては一杯のコーヒーから 松田公太 新潮社
 タリーズコーヒージャパンの創業者による、エッセイというか事業記録。期待していたのは起業のための知識や技術的なエッセンスだったけれど、それについてはほとんど触れられることがない。しかし何を思って何を目指して、という所謂経営理念的な人生啓発のような話が具体例とともに書かれていたので、かなりおもしろかった。しかし人間なかなか思って行動に移せないから困ってるんだよ、と言いたくなるところもないではなかったし、バイトの扱いにやはり疑問を覚えずにはいられなかった。今はフリーターという職業人もいるので、一概には言えないがアルバイトと正社員は絶対に違うものである。アルバイトであろうと心持が統一されてレベルが高いほうが店のレベルが高くなることはいうまでもないが、バイト料金で正社員の働きを義務化するのはやはり卑怯といわざるをえない。あ、いやいやこの会社がそうだということではないです。本のなかでもバイトさんの働きを功績として称えていらしたし、その教育方法についてかたられていただけです。ただそれを読んで自身の経験に照らしたバイトのあり方についてついつい思い出し愚痴がでてしまいましたわ。悪しからず。

 検索してみたら、金沢香林坊店が出店しているらしい。気付かなかったなぁ。そういえばあのあたりで工事していたかしら。明日丁度街にでる用事があるので、探してみようと思います。この本もって店内で読んでみよう。むふふふふ・・・・。因みに緑のロゴのこーひーショップで読んでいたときには全くなんの反応もありませんでした:笑(←あたりまえです)

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