数あるサークルの中でかなりすごく真面目にかつどうしてらっしゃるのは音楽系の部である。規模も大きく、定期演奏会はなかなかのねらい目。かなり本格的な演奏を楽しめるがとってもチケット代が安く済むからである。内部に伝があるとただで手に入れちゃったりできるし。今日のは合唱部の友人から無料でいただいたので行ってきた。3部構成で入門編、カジュアル編、本格編でいろんな局を楽しめてよい時間であった。しかしやはりちょーっっとソロではアマの音だなぁと思わないでも・・・。いやいや格好よいし、すごいですよね。あんなホールで一人で音を出すなんて。「君の瞳に恋してる」を吹奏楽バージョンで聞かせてくれて非常に満足。あの曲好き。
 去年に石川県立音楽堂という邦楽会館とホールとなんだかいろいろある、本格的な音楽ホールが駅前に完成したので、割と手軽にいろんなコンサートに行く。数年前クリスマスに第九を生で聴いてからちょっと味をしめ、機会があればなるべく12月に生第九を聴きに行くようにしている。だから今年も行こうかとおもったのだが、連休になっているといろいろとあってなかなか時間も取れない。今年は諦めていたが、今日の演奏会でかなり満足。やはり演奏を見ながら聴くとまた味があって良し。専門的な知識は皆無ながら、という全く知らないから利己的な好き嫌いで語ることができる。此れはすきだ!これはあんまり・・・って聴いて知識として蓄える。クラシックもジャズもポップもいい。
 なんか音楽って好きだとつくづく思うのはこの季節である。いたるところでクリスマスの定番がいろんなバージョンで聴けるし、楽しい。なんか音が好きなんですわ。お気に入りの音を見つけると楽しくて嬉しくてたまらない。最近のお気に入りは低めの女性ボーカル。ジャニス・ジョップリンやエラ・フィッツ・・・(名前が全部でてこない:笑)さんや、MINMIや夏木マリさん。「九月のマリー」に続いて「パロール」を買ってしまった。うむ、満足。

♪パロール  夏木マリ 小西康陽プロデュース
 あぁいい感じ〜。もうメロメロになって聞いてる。小西さんが作曲作詞の曲がやはり好き。ピストルという曲を聞くとタバコ吸いたくなる。なんでだろ?かなりクラリとする曲、といいたい。
 歌詞でヒットだったのは「二の腕」という曲で繰り返される「馬鹿な男!」ってところがかなり素敵。どんなところが馬鹿なのか、後ろで流れているベースと歌詞がなんだかマッチしている・・のか?なんだかだんだん吐き捨てるように歌われてくる「馬鹿な男」というフレーズが笑えて来る。でもなんだか最後は納得してしまう、そんな風に歌うことができる夏木さんってすごい。
 寺山修二氏の「かもめ」というのが詩につかわてれいた。寺山氏というと「書を捨てよ、街にでろ」だかいう(いい加減ですみません)著作しか知らない。詩も書いてらっしゃるのか。今度全集をかりてこよう。前作アルバム「九月のマリー」でも、堀口大学氏訳のマリー・ローランサンの詩が使われていた。鎮静剤という曲だが、興味が湧いてネットでいろいろ検索していて堀口大学氏の訳詩が如何にすばらしいかを知った。堀口氏はカラタチという詩しか知らない。繰り返しのフレーズがとても美味いなぁと思っていたが、この鎮静剤もフレーズ化されているのがすごくいいというかなんというか。まぁそれはさておき、自分で作る場合イメージを統一するのはそれほどのことはないと思う。しかしそれを他者の作からもってきてイメージが合っている、というのに私は感じ入ってしまう。付けられている曲がまた素敵。見事だなと思うこと、聞くたびである。

 統一されたバラバラなもの、別々に生まれたものが共通点をもって集まった、というのが好きである。そういえば昔からオムニバス形式というヤツが好きだった。先日猫が出てくる小説を集めた紹介本というかエッセイみたいな本を本屋さんで見た。ジャズに関連が深い作品を集めた、というのは結構良く見る。そういうのを自分で作りたい。ホームページ作るなら、そんな自分の趣味ばかり並べて「ガラク(のための)博物館」みたいなのがいい。自分がみて楽しい情報が整理されているの。だれか整理してくんないかしら・・・・。

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