冬至。

2002年12月24日
なんてことでしょう?!わたくしとしたことがっ!!冬至を忘れてました。かぼちゃぁ〜かぼちゃぁ〜食べ損ねちゃったよぅ。南瓜を心置きなく腹いっぱい食すことができる日なのにぃ。南瓜が好きです。普通に煮てそれをご飯に1日で南瓜1個を消費します。よく実家になった南瓜を貰って帰ってきてました。冬至は南瓜をばかばか食べても誰にもけちをつけられない良い日だったのです。そればかりか、食卓に売れ残って人々に無視されがちになった南瓜を黙々と消費するわたくしは食卓を預かる母上に奨励されていたのでした。あぁ、いつも欠かさず食べてたのになぁ。今年はバイトでぐったりでした。確か帰り道で転げ落ちそうな月を見ながら帰ってきて、そのまま酒かっくらって寝てしまいました。転げ落ちそうな月、そんなイメージをもった絵本だか童話だかを昔読んだはず。それ以来山にかかってないけれど天頂には程遠い位置にいる月は転げ落ちそう、と定義されるようになりました。本当に転げ落ちて困っていた月だったかな?
 柚子湯は好きでしたが、楽しくて長く入りすぎるとシカシカして大変でした。実家にいた時はいつも入ってましたが、いつもシカシカになっていた気がします。こう言うのを敏感肌というらしいです。全然無頓着で手入れもしてないので、現在もカサカサでがさがさでさめさめです。
 今日は世の中が浮かれていたので、流れに逆らうことなく手羽鳥を一人分と割引されたスポンジケーキと酒とシャンパンとチョコレートを買って帰りました。おいしかったです。(←一人で完食した・・・おそろしい)

◎蟲師3  漆原友紀  講談社
 ヒトとは次元を異にするところで生きる蟲たち、常人には見ることさえ叶わぬそれらが引き起こす事象に対処する蟲師・ギンコのオムニバス形式の物語をつづる。
 ギンコさんの左眼の秘密が明かされる「眇の魚」が注目。何故片目なのか、その事実がなんだかとても哀しくて切ない。「重い実」でギンコさんがいう、禁じ手があり、しかし例外があり、例外ゆえの例外としての禁じ手があるという話が法律論に似通っていて妙に、なんか納得した。
 違うモノ、と共存しようとするお話は好きです。ナウシカとかもそうかも。分かりやすい、違うモノとの共栄を探る。この精神はすべてに通ずるものと信じている。

◎法学入門    末広厳太郎
 この末広巖太郎(スエヒロイズタロウ)教授と言う方は、労働法の大家で民法の識者で法学の大先生でというオールマイティなすげぇ人。昭和2年の著作を死後に弟子がまとめて昭和40年くらいに出した著。すでに改語られている法自体は改正されてほとんど話しは通じないが、語られているその精神はむしろ今の方がリアリティを持って実感できる。すげぇなあと思いつつ、真面目に読もうとしたら200ない本に2週間もかかってしまった。

あ、ジョニー(赤ラベル)も尽きた・・・

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