金沢ルネッサンス冬まつり2003

というのがありまして、いろいろと文化交流みたいのをやっておるようです。今年で9回めだそうで。テーマがまた壮大でして「交流の輪は海廊を渡って」という。ここ金沢という地は日本海がわの港としては真中らしく、海流も交差しているし、文化隆盛地の自負があるらしい。
　いくつかイベントがあるなかのライブシアターなる音楽コンサートに行ってきましたよ、例によって一人でふらりとね・・・。今年のメインは、アイヌの方と沖縄の方のコラボレーション。沖縄の「はぁ〜いーやさっさぁっ」というリズムは大好き。チンガラとかジャミセンとかも大好きでっさ！ハモネプのうりずん娘とかも大好きでッさ！（笑）そしてアイヌの伝統的な音楽というのを始めて聴いて、あぁ寒いところの音楽やなぁと思いました。でもウポポとかムックリ（口琴）というのが、音のバイブレーションみたいで近年はやりの癒し音楽に近いなぁと。リズムに共通があるようで、コラボもおもしろかったです。でもこういう民謡みたいなのを聞くと、やはり音楽というのは自然に生まれてくるもので、神への祈りと子守唄が一番えぇなぁとしみじみする。音楽の風土記とでも言おうか。あ、でもムックリとかはちょっと早月さんが嫌いな曼荼羅っぽいかもしれませんね。グレゴリ−聖歌よりもっと神様への歌っぽいから：笑。
　他にもちょっとずついろんな国の音楽や、分野の違う方々の演奏を聞いた。トゥバ音楽というのを演奏された等々力政彦氏のがかなり気に入った。後ろに座っていた女子高生は「なんか気持ち悪〜」というてましたが、私はああいうの大好きさ！ご説明できないのがなんともかんともですが、これも強いていうなら早月さんの嫌いな「ダンダラダンダラダンダラダァ〜」って感じの音楽でした。でもわたくしは好きv
　もうひとつ挙げると「エクスタジア響奏団」という方々の演奏がすごかったです。和太鼓と弦楽器のコラボ。これはかなり良い。和太鼓でビートにするのかと思ったら、そうではない。逆です。弦楽器で和太鼓にもっと細微は感情表現をつけた感じ。ヴァイオリンとチェロなんですけど、チェロがいいですわ〜。しかしこれは多分生でないとだめだろうなと思ってCDは買いませんでした。
　えー他にもいろいろといらっしゃいました。ダンスパフォーマンスの方々が不評でした。後ろの女子高生曰く「なんか気持ち悪〜しかも意味わかんなーい」だそうで。気持ち悪いというのはわかる。モダンバレーを見たときの気持ちときっと同じだね。そして意味を求めて見るものではないと思うよ、アレは。というか、持論としてはああいうものは見せて何ぼといいながら、実はやってる本人達が一番楽しいんだと思います。作っているときが一番楽しいの。出来たものにあんまり意味を求めるものではないの。絶対そうだと思うね。その点歌や音楽はどっちも楽しくて分かりやすいのですきなんですよ。

キャラバンの到着が頭の中でエンドレス中。。。何故？