久しぶりに更新するかと思えばこんな話題です。水曜日なので、嬉々として映画に行ってきました。都会ってすばらしいっ。いっぱい映画館があって、しかもどこもたくさん映画がやっているシネコンで、時間も選り取りでいいねぇ。時間的に余裕があり、2作品みたかったのだが007しかやってなかったのでLORを吹き替えで見るだけに。絶対007を劇場でなんか見るものか、ショーンならまだしもっ。(←偏見)独りで。明日本命の面接なのに。そして上映中に企業から大事な電話もかかってきたいた。(←しかしちゃんと上映中はマナーにしていた。だって上映前の宣伝映像で「今ならまだ間に合う!電源を切りなさい!」って怖い呪われる映画と一緒に言われたんだもん。)そして何を見てきたかといいますと、話題の「二つの塔」です。原作は昨年の時点で文庫セットを衝動買いして試験前に読んでいましたから、いかになっているかをじっくりと観察するつもりで見てきました。楽しかったです。以下、ご覧になったことを前提として書かせていただきます。

 脱色済みの魔法使いと、精鋭3人組が楽しかったです。本当に楽しかったです。華麗に身軽なエルフの王子は明らかにお笑い要員にされてしまっているドワーフの彼をちゃんと気にかけ、種族を超えた友情をクローズアーッップ!してくれるのかとおもえば、アラゴルンとエルフ語で話して2人だけで通じてしまったり拗ねてみたり。アラゴルンは王としてもっと前面に出ようとする原作印象とはかなり違って、まだローハンの王を立てているし。しかし吹き替えの声が、アラゴルン=大塚さんというのはすばらしいと思う。ドワーフのギムリの声も私のイメージと近い。山寺さんがエオメルだかの息子役でご出演していたのもかなり嬉しかった。エルフのアルウィンが出張りすぎです。あんなに心配されているのもちょっと新鮮。だからお父様はあんなになってしまわれたのよ!(アルウィンの父=エルロンド様:笑)またエルフの部隊も不思議。というかエルフという種族自体がかなり不思議。長命で美しく強いかと思えば、戦いの中で人間と同じくバコバコ死んでいるし。っていうかやはり闘いのシーンでは脱色済みジィがおいしいところを持って行き過ぎでしょう。白いって素晴らしい!黒くなりがちな闘いシーンでもどうしても目立つために、目がいってしまうのです。妙に見せ場が多かったように思いますよ、エルフの王子。
 あ〜チビッコさんたちはまぁなんといいましょうや・・・頑張れっ!って応援してました。サムとフロドチームでは、もっとエルフから貰ったとっても便利な縄の説明が欲しかったです。アレとサムの背負っているお鍋は(私的に)とっても重要アイテムなのにさ。スメアゴルの一人芝居がまるでマヤちゃん(byガラスの仮面)でも見ているようでした:笑。そしてあの目の大きさと顔の輪郭から、毛を足すとかなりフロドに近い風貌になるような気がしました。やはりモデルにでもしているのでしょうか。フロドはこれからもっと不健康になっていくはずですが、これ以上3部ではどうやって不健康にしていくのか楽しみです。メリーとピピン組はエントのストーリーがかなり端折ってあり、物足りなさでいっぱい。アイゼンガルドの攻撃について、原作ほどの感慨を感じませんでした。まぁシナリオの流れとしては見事でしょう。映画って進歩してますね。

なんだかんだといいながらとても楽しかったです!

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