テレビ番組が楽しいのっ!本当に就職活動中ですか?なんて思ってはいけません。思いつめるのは身体に毒ですから、楽天的にならねばいけません。都会のテレビ番組ってアニメがたくさんで楽しいです。テレビ東京系列がたくさん見られる太平洋側地域に住みたいものだと常々思っていたのも、突き詰めるとそれが理由のような気がします。なんて薄い人間なんざんしょ。
 深夜番組の充実度が楽しい。相方につられて、スタートレックという輸入ドラマを見ていましたら、その後になんとも素敵なアニメを発見。基本4メンバーで楽園を目指して進む狼のお話らしい。HPの紹介をいくつか拝見するに、素敵だということは誰しもが言っているが人によっては難解であるとか冗長であるとかいう感想もみられました。しかしわたくしはああいうの大好き!クオリティの高さはいうまでもなく、こだわりがあって何より文句なくカッコいいのが一番。いいなぁと思えば、制作メンバーがカウボーイ・ビバップの方々と同じだそうで。道理で好きだと思った。音楽も菅野さんのはジャズが基本にされていることが多いようで、もともと聞きやすいと思う。今回は作品自体がジャズっぽいなぁと思った。静かな画面、哀愁を基調にしたストーリー、キャラ4人も珍しい組み合わせな気がしたり。いやしかしああいう良い作品を見ると、ジャパニースアニメの力ってすごいと思うし、何より楽しいことは好きなのである。

◎フレドリック・ブラウンは二度死ぬ  
講談社漫画文庫・波津彬子・坂田靖子・橋本多佳子
 
共同著作で、漫画にしてある。フレドリック・ブラウンという人の作品を全く知らなかったのだが、アシモフとかよりもSFで言うならば気が合いそうな感じの作品でした。短編の名手らしいのだが、3人の漫画家がそれぞれ気に入っている作品を自身で漫画化している。3人とも独特な漫画家さんで以前から大好きだから非常に豪華な集まりだと思う。作品も漫画らしいSFチックなミステリーで、是非原作が読みたくなった。でも「ミミズ天使」は漫画で見たほうが絶対おもしろいだろうなぁとは思う。

◎陽の末裔  市川ジュン
 文庫になっているのを、ブック○フでドーンっと買ってきて一気に全巻読む。泣けた。やっぱ人間、生き様ってヤツはこうでなくちゃね!就職活動中の人間が読むと、時代は別にしてもなんだか感化されそうなカッコいい行き方をした2人の女性の人生物語。明治大正昭和という時代設定が丁寧に描かれているのもすごい。「あぁ野麦峠」をまた読まなくちゃという気分にもなる。

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