一泊二日で早月さんちにお邪魔する。
24日土曜日。サンダーバードで2時間半。大阪駅着。遊ぶお約束をしたような気がしたので、駅から早月さんに携帯をかけたらつれなくされる。24日公開の映画がいくつかあったのでそれなら映画を見にいこう!というと早月さんからやっぱり遊ぶと返事がくる。そうか、つれなくすると惜しがってくれるのね、と早月さん攻略法を学ぶ。しかし待ち合わせまで時間があるのでやはり映画を見ることにする。一番近かったシネコンへ行ったら見たかった公開映画は別の映画館だったり、見たかった楽しそうなものは時間が合わなかったり、知らない老夫婦に道を聞かれてしまったり、土曜の午後らしくカップルがうらうらいる中を独りで映画を見に来た私の後ろで「哀しいよね〜」というと余計なお世話な話をされたり、大画面でみるのはアクションだという信念を曲げてロマンス映画を見たりする。「メイドインマンハッタン」というシンデレラストーリーで大変楽しかった。ロマンスはハリウッドにかぎるわ。新しい映画の情報も多数得て満足する。待ち合わせ場所でストレートになってから初めて早月さんに会う。大笑いされる。彼女特有の感情表現であり、予想を越えた楽しいことで遭遇すると見られる反応である。そしてその晩の夕食を探しに行く。当分カレーだけは食いたくねぇ!と思っていたら早月さんはカレーが食いたいという。上記法則にしたがってつれなくカレーは却下してみる。ちょっと哀しそうだったけど今度は焼肉を提案される。本当はたべたかったが親知らずが非常に大変なことになっており、十分に楽しむ自身がなかったのでまた却下。結局早月さんが好む中華系の居酒屋みたいなところへいく。表にでているサンプルは非常にレトロで寂れたデパートのファミレスみたいであんまりおいしそうではない。しかし入ってみると雰囲気もお料理も非常によい。中華系の言語で聞いたことがあるようなポップスが流れていたり、広いテーブルに料理を並べて食事ができて、ゆったりできる。ガンガン食べてガンガン飲む。気心が知れた人というと実は早月さんしかいない気がするけれど、早月さんのような方と一緒にいるのは大変楽しい。そしてお決まりコースでカラオケへ。明日たぶん歌わなければならないだろうから、最近の人の前で歌えるような曲を物色しつつガンガン飲みながら絶叫してみる。その後どうしますかと問われて、早月さんちで飲むと答える。ワインワイン♪を買い込んでお部屋でなんだか白熱した会話をする。本来私は「会話をしなければ!」という義務感や意思が働かないと会話が出来ない人である。だから人とお話するのは楽しいと思うけれども、常に緊張が付きまとうため非常に疲れてしまう。だから話をすること自体が嫌いなのではないかと常々思っていたりする。しかし酒が入ると自動的に理性がなくなるので会話に疲労感を感じなくてすむ。それと同じように考えなくても話題がでてきて話が楽しいのは早月さんとお話している時である。なんだか何を話したのか良くわからないけれども楽しかった気がするままフェイドアウト・・・・。結局2本のワイン大半はあなたが片付けられたんですよね、早月さん。(ニコッ)明日もガンガン飲むだろうに翌日にこんな無茶していいのかしら、とその時はあんまり思わなかった自分はまだまだいけるんじゃないかと考えたりする。

明日に続く。

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