幸せになりたくて

2003年6月7日
レンタルビデオ屋さんへ行ってきました。夕立のあと、日も暮れていいくらいの湿度温度になってから夜な夜なお出かけ。いや、7のつく日はレンタル料が安いからさ。
お手軽な、しかし確実な幸せ。それはおいしいものを食べて、好きなものを呑んで、楽しい本を読んで、好きな音楽をエンドレスでかけて、ロマンチックコメディ系の映画を見ること。
それらのいくつかをそろえるために買出しとビデオ屋さんへ出かけたというわけ。
しかしわたくしの好きなわかりやすいハーレクイン系のハリウッド映画はみなで払ってました。週末だしね。カップルで楽しそうに新作棚を前に幅とっている人々をみると哀れを感じてしまう。ってか邪魔ですよ。借りるならさくっとかりて、好みに合わないなら私が紹介してやろうかこのやろう3歩行った先に邦画ホラーが目白押しだよおらおらおらっっ。
なーんて書くとやさぐれていると思われてしまうかしら。だって邪魔なんだもんv
そんなこんなで4作借りたら、会員カード期限が切れていたらしく思ったよりの出費。しかも週末の夜で忙しいのにレジ対応は俄かアルバイトさん。微笑ましく対応を見守る。
ついでに締め切り間際のスーパーによって割引品をいくらか入手。最近ゲットって言葉が使い辛くなったわ・・・。ワインは家に溢れているが暑さに負けてビールが呑みたくなったからついでに購入。エビスの黒ビールはさすがビールだけあってというべきか、さすがエビスというべきかおいしかった。早月さん曰く風邪薬シロップ飲薬みたいな味がするのがいい黒ビールとはちょっと違って黒ビールでした。あとはおなじみの発泡酒。くそぅ、増税め・・・。お手軽な幸せを手にして帰宅。無粋な雑音は隣や階下より。

☆ライムライト  
云わずと知れたチャップリンの名作。大好きな作品。もともとは淀川長治氏が尊敬されていた、という話の延長で見ていただけなのに。今ではとても好きな作品。個人的にはチャップリン演じる老クラウンに心情移入するべきか、バレリーナを見るべきか、迷いどころではある。テーマ音楽が大好き。ライトが消された舞台上に独り座りつづけるチャップリンの姿が大好き。付け髭を取り、帽子を脱いでメイクをおとした老クラウンは例えチャップリンといえども只の年老いた男になってしまった。哀しいような切ないようなだから愛しいような。だから見ることで安心できる作品である、わたしにとって。

☆ウェディング・プランナー
先日劇場でみてきた「メイド・イン・マンハッタン」主演女優であるジェニファー・ロペス主演。結婚式は幸福のゴールなのか出発点なのか。その結婚式を演出するプランナーという微妙な立場や関係やなんやかや。結婚はゴールじゃない、始まりである。いいなぁそうさこういうのが見たいのさ今みたいなときは。

☆ポアゾン
アンジェリーナ・ジョリー主演、アントニオ・バンデラス主演。文通で知り合った女性と結婚し様とした男。船で着いた女性は送られてきた写真とは別人の妖艶な美女。生活をともにするうちに、夫は妻にのめり込む。どんな女でもいい、いま自分の目の前にいる女を愛しているのだと。

アンジェリーナは素敵。肉感的で魅力的なのはトゥーム・レイダースでも実証済み。演技はなのは17歳のカルテで確認済み。みていてとても欲情的。
バンデラスは、スパイキッズで見たようなコメディ感はあんまりなくてもっと情熱的でラテン男の一直線な危うさが恐いくらいでクラクラする。でも羨ましい。イメージで近いのはゾロかな?でももっと、なんていうか・・・・女衒っぽい?笑。
アンジェリーナの背中の傷、ビリーという男との関係解明についてもうちょっと絡みが欲しかった。最後の解決法というか、落ちがとてもわたくし好みでいい。
本当に欲しいものは一つの方がいい。そしてそれを手に入れるためには手段なんか選ばない。

しかしなぜ邦題が毒なんだろう。違わないけど、主題ではないだろう。そのままタイトルを邦訳するより良いが、しかし毒っていったらアンジェリーナだけをクローズアップしていると思う。むしろそれに魅せられて振り回されて征したバンデラスの役の方が素敵なんだけどな。

明日からしばらくお出かけします。水曜日まで更新なしです。

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