最近近くのレンタル屋さんが、1と7のつく日は旧作100円というサービスをやっている。めぼしいものはほとんど見てしまい、後は何みようかなと考え始めた頃。相方が一遍全部通してカメンライダーなるバッタをみると言っていたので、それにしようかとも思ったわけだがなかった。皆様が知っている古典で私が見てないもの・・・あ!ガンダムとやらをみてみようじゃないかと思った次第。
いつぞや爆笑問題がやっている番組に、そのガンダムの原作者だか著作者だかの方がでているのを見た際のインタビューが記憶に残っていたのもある。ガンダムはただの戦闘モノではない。むしろ敵と見方の境目はあいまいな、痛い物語なんだ!と熱弁を振るっていた。ほぅほぅ敵味方なく戦うってのは共食いというのではないのかよ、と反感を覚えたわけですね。そして、ビデオを一巻だけ借りてきて入っていた3作目までを見ました。

はまった!すごいおもしろいやんけ!シャアといわれる人が誰かやっと分かったよ。わたしも好きです、ああいうキャラは。狙いすぎな感じで初めはさしてなんてことはなかったのですが、5作目だかでガロンとかいう士官学校時代の友達さえはめようとする腹黒さに惚れました!そしてもう一人、ブライト君がいいねぇ。エリート好きv
でもストーリーはともかくも、機械の名前がよくわからないのよ。コアファイターって何・・・難しい名前を付けないでほしいわ。タイムボカンシリーズみたいに下に名前をつけろ、名札を。エヴァの時も面白かったけれど、詳しい組織構造やなんやは意図的に無視していた甲斐のない視聴者なんで、わたくし。
だがしかし、シャアがいる独立を求める側の人たちが毎回毎回モビルスーツごと文字通り最期の断末魔を残していくのがとても痛いわ。大気圏に突入して燃え尽きようとする人を前に「きみの犠牲は無駄ではない、君のおかげでガンダムを大気圏にひきつけることができた」といけしゃあしゃあと言っているシャアがすげぇと思ったわけである。(ジョークではない)結局高性能なガンダムは生き残っちゃって、ガンダムの新データを得られたとはいえ無駄死にじゃないか?と、見ている私は思うけど、赤い彗星は結局司令官だから駒一つ一つにはそんなに関わらないらしくて、その当たりがとても見所。楽しいたのしい。79年ってわたくしはまだこの世の人ではないのだが、すごい作品ですわ。
冒頭ナレーションの「人類は自らの行為に恐怖した」というのが名文句だと思う。

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