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ISBN:4104066052 単行本 北村 薫 新潮社 2004/04/15 ¥1,680
北村さんの言葉はとても優しくてスキである。
アンソロジーというのだろうか。散文調の短編が、テーマに沿って集められている。
テーマ「ごく潰しの若隠居に女性達が自らの体験を語って楽しませる」笑
ほんの一息の奇妙さが、恐さになったり、不思議になったり、笑いを含んでシリアスになるんだなぁと。
特に気に入ったのは、「走れ、メロス」のお話。
たった一つ変えただけで、やっぱりこの世で一番怖いのは人間だわ、というお話になってしまった。角度を変えただけでかわる、というと、「ガラスの仮面」の荒野の話を思い出す。そして若隠居というと、巷説百物語の語り物の先生を思い出す。
夏だな・・・
北村さんの言葉はとても優しくてスキである。
アンソロジーというのだろうか。散文調の短編が、テーマに沿って集められている。
テーマ「ごく潰しの若隠居に女性達が自らの体験を語って楽しませる」笑
ほんの一息の奇妙さが、恐さになったり、不思議になったり、笑いを含んでシリアスになるんだなぁと。
特に気に入ったのは、「走れ、メロス」のお話。
たった一つ変えただけで、やっぱりこの世で一番怖いのは人間だわ、というお話になってしまった。角度を変えただけでかわる、というと、「ガラスの仮面」の荒野の話を思い出す。そして若隠居というと、巷説百物語の語り物の先生を思い出す。
夏だな・・・
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