ISBN:4087477258 文庫 北方 謙三 集英社 2004/08 ¥630

女性が戦っている話が結構好きだ。
ハードボイルド、をむりやり女性でやろうというのでもなく、
北方さんだなぁという感じだったのがステキだ。
桐野夏生さんのミロシリーズも読んでみた。分類を女性版ハードボイルド、といわれると退くけども、格好いい女性の話、あるいは女性が格好よい話、というのなら楽しい。
映画だけみたけれども、アップルシード(というタイトルだった気がする)も私の中では、上記のようなエリアに分類されている。
後は、風と共に去りぬのすカーレット・オハラも好き。
こんな風に自分が生きてみたい、というイメージを少しでも具体化できる話に惹かれているのだろうと思う。

感想。
26歳の女性がやけっぱちにならずに、いい男にかこまれていながら自分を貫いているところが格好いい。酒にも煙草にも頼らずに、ハードボイルドするにはかなりの想像力が必要かと思われたが、小道具って誰が使っても格好いいものだ、と逆に思えた。車種や、車についている一般的なステイタスの知識がもっと欲しいなと、北方氏の本を読むといつも思う。ヒールで車の運転をするのは絶対に危ないと実感しているので、ジーンズにスニーカーでビトルボスパーダーをかっ飛ばすシーンがかなり好きだ。・・・感想に脈略がありませんが、一種のシンデレラストーリーなので、ハーレクイン好きな私にも楽しめました(笑)

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