南国の品物

2005年12月5日
丁度11ヶ月前に社員旅行でバリに行かせていただいた。
食べ物は正直口に合わなかったし、酒もさほど旨いとは思わなかった。
個人ガイドを雇って一日個人タクシーで観光し、ガイドさんの口からその国の歴史と日本の歴史、政治形態について語ったことが一番楽しかった思い出かもしれない。日本では結局誰が一番偉いの?と云われて、小学校の社会で習った三権分立を説明したが、納得していただけませんでした。軍隊がいない、と言ったけど自衛隊について突っ込まれて説明できませんでした。みなさん、公民の勉強はやっぱり大切ですよ。

その際のお土産に、バリの煙草を買ってきたのですがやたらと甘い。
吸い口が非常に甘い。でも巻が甘くて、火をつけると焚き火の如くぱちぱちと音がするのがなんとなく楽しい。知人がこの煙草と、ハワイの粉コーヒーが良く合うというのでやってみたら確かによく合いました。あったかいところのものは、甘いものが多い。米から作ったという地酒もリキュールで甘かった。でも日本酒の甘さとは違う、本当にさとうきび系の甘さなのです。不思議だ。

北方氏の鹿島ミュウシリーズを2冊読んで、脇で出てきた野崎通なる人物のシリーズがあることがわかり、すっごく読みたいのだが如何せんすぐには手に入らなさそう。北方氏の本は刊行数が多いので中古本屋でも結構並んでいるのだが、特定物を探す場合にはあまり出会えないことが多い。今度の休みは何件か中古書店を回ってみようと思う。

シリーズ物にはまるのは、屈折しているからかもしれない。決まりきった枠の中で、いかに変化をつけるのかを楽しみたいからかも。あるいはわかりきった安心感の中で冒険したいという相反する感情を満足させてくれることを期待しているのかも。どちらにしろ、作っている方には迷惑な期待かもしれない。

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