純棘―Thorn

2007年4月16日 読書
ISBN:4575235733 単行本 五條 瑛 双葉社 2007/02 ¥1,890

革命シリーズ第6段。
サーシャ様が、未だかつてないほど作中露出していました!
それにつきる作品でした!
革命シリーズ中に出てくる人たちは、着々と成長がみられたのに、サーシャ様だけはプラチナ・ビーズ以来全くお肌の衰えもなく、むしろますますキューティクルを増した黒髪をなびかせてらっしゃいました。

サーシャ様(どうしても様をつけてしまう・・・)の過去らしきものもちらほらとでてきて、如何にしてかのような人間がつくられたのか、が推察できるようになっていました。また、サーシャ様は単なる「執行人」であって、依頼者の影もちらほらと見えてきました。

五條氏の作品を愛読するようになってから、ニュースで出てくる「イラクへの自衛隊派遣について」とか、「アジア6カ国会議」といった言葉に著しく興味をもてるようになりました。
思うに、日本って本当にへんな国だな、と思います。

国際交流について、一番面白い経験は、バリに旅行へ行った時に、個人ガイドをしてくださった現地の方からされた質問、「日本で一番偉い人は、首相ですか?首相は、大統領とは違うのですか?天皇=エンペラーは偉くないのですか?」と質問されたことです。あの質問はとても難しかった・・・公民真面目にやっとけばよかったな、と初めて思った瞬間です。

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