おもしろい話・・・か?
2008年6月22日何かの拍子に百人一首の話になったとき。
上の句が思い出せないけれども、「〜からくれないにみずくくるとは」の意味を解説してくれと言われた。
はてどうしたものかと迷いつつ、ちょっとしたいたずら心と正確な解説をする自信のなさから、うろ覚えの落語の意味で解説してみた。
長屋の隠居だったかいう落語に、まったく同じシチュエーションの話があったのだ。端的に言うと、遊女に振られる力士の話で、なんでもこじつけってできるのだなぁと納得できたのが妙に面白くて記憶にのこっていたのであろう。
で、落語の筋自体もうろ覚えなので多少脚色と捏造しつつ解説してみた。さすがに相手もこれはうそだろうと気づいたようで、真には受けなかったようだ。ただ、私の捏造具合をほめてくれた。すなわち、急に問われてよくもそこまででっち上げることができるものだ、と。
さて、解説がでっち上げであることは通じたようだが、大本が私以外にあること、つまりもともとは落語であることは知らなかったようだ。
せっかくほめてもらったことだし、そのまま自分への賞賛として受けるべきか、はたまた落語についての解説をするべきか少々迷うところである。
結果的には落語のねたを明かしたのだが、今度はその落語の面白みについて解説することになった。ジョークの腑分けはあまり得手ではない。まして、笑いの要素について解説するのは容易ではない。笑いの要素ほど人を選ぶものもないだろう。
そうは思えど、とりあえず解説しないと納まらない。落語の味の解説として、物知りを気取っている隠居も実は物知らずだという点を馬鹿にしつつ、けれども知らないことでもなんだかんだと屁理屈で話すことができるのが隠居の生き方がおもしろいのではないか、という2点を挙げてみた。
即席で作った話自体も面白かろう、と追記した。
そこで返ってきた反応は。
即興でここまで話が作れる隠居はぜんぜんバカじゃないんじゃね?
・・・ゆとりめ!
とニコニコ的反応はしなかったが、そういう読み方もあるものかといっそ感動した。
だから私のこともほめてくれたのね、と納得した。
営業という仕事をしたり教職にある人などは、屁理屈か筋道かわらないが、もっともらしい話をまとめる能力が不可欠だと思う。
たいていの物事には本当に理由があるけれども、理由がないことにもそれらしい回答らしく即興で提示できる能力が必要だ、と思わずにはいられない。
どうして昨今の世の中には、こうもナゼナニ坊やが増えてしまったのだろう。ちったぁ自分でニューロン(シナプスのほうだったか)を増やせといいたくなることもないではない。
納得することが大事だ!と某キャラクターはのたまっている。それならそれで自分が納得するために全力を注げよ!と思う。某キャラは納得するために命をかけてレースをしている(笑)
いや、仕事の場合は納得させることで自分に利益があるから、納得させてあげるけれども。
・・・なんの話だ。
笑いのツボは人それぞれで難しい、というオチのない話。
上の句が思い出せないけれども、「〜からくれないにみずくくるとは」の意味を解説してくれと言われた。
はてどうしたものかと迷いつつ、ちょっとしたいたずら心と正確な解説をする自信のなさから、うろ覚えの落語の意味で解説してみた。
長屋の隠居だったかいう落語に、まったく同じシチュエーションの話があったのだ。端的に言うと、遊女に振られる力士の話で、なんでもこじつけってできるのだなぁと納得できたのが妙に面白くて記憶にのこっていたのであろう。
で、落語の筋自体もうろ覚えなので多少脚色と捏造しつつ解説してみた。さすがに相手もこれはうそだろうと気づいたようで、真には受けなかったようだ。ただ、私の捏造具合をほめてくれた。すなわち、急に問われてよくもそこまででっち上げることができるものだ、と。
さて、解説がでっち上げであることは通じたようだが、大本が私以外にあること、つまりもともとは落語であることは知らなかったようだ。
せっかくほめてもらったことだし、そのまま自分への賞賛として受けるべきか、はたまた落語についての解説をするべきか少々迷うところである。
結果的には落語のねたを明かしたのだが、今度はその落語の面白みについて解説することになった。ジョークの腑分けはあまり得手ではない。まして、笑いの要素について解説するのは容易ではない。笑いの要素ほど人を選ぶものもないだろう。
そうは思えど、とりあえず解説しないと納まらない。落語の味の解説として、物知りを気取っている隠居も実は物知らずだという点を馬鹿にしつつ、けれども知らないことでもなんだかんだと屁理屈で話すことができるのが隠居の生き方がおもしろいのではないか、という2点を挙げてみた。
即席で作った話自体も面白かろう、と追記した。
そこで返ってきた反応は。
即興でここまで話が作れる隠居はぜんぜんバカじゃないんじゃね?
・・・ゆとりめ!
とニコニコ的反応はしなかったが、そういう読み方もあるものかといっそ感動した。
だから私のこともほめてくれたのね、と納得した。
営業という仕事をしたり教職にある人などは、屁理屈か筋道かわらないが、もっともらしい話をまとめる能力が不可欠だと思う。
たいていの物事には本当に理由があるけれども、理由がないことにもそれらしい回答らしく即興で提示できる能力が必要だ、と思わずにはいられない。
どうして昨今の世の中には、こうもナゼナニ坊やが増えてしまったのだろう。ちったぁ自分でニューロン(シナプスのほうだったか)を増やせといいたくなることもないではない。
納得することが大事だ!と某キャラクターはのたまっている。それならそれで自分が納得するために全力を注げよ!と思う。某キャラは納得するために命をかけてレースをしている(笑)
いや、仕事の場合は納得させることで自分に利益があるから、納得させてあげるけれども。
・・・なんの話だ。
笑いのツボは人それぞれで難しい、というオチのない話。
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