阪急電車 有川 浩 読書レビュー
2008年9月20日 読書 コメント (3)つまらない意地で抵抗していましたが、背中を押していただいたので早速購入!
バージョンが新しくなったら、ブックレビューの出し方が分からない。。。
ま、いっか。
とっても面白かったです。読みやすい、分かりやすい、そしてやっぱり懐かしい。
駅名が出たり、地域特性を文面で読むたび、なんだか嬉しくなりました。
ほぼリアルに街を知っているため、どうにも笑いがとまらないところも多々ありました。そしてやっぱりちょっと懐かしくて泣けました。
たぶん酔っ払って(以下略)
未練はないけど、思い出はあるのです。
というわけで、以下内容に突っ込みを入れつつ、各駅ごとの思い出を覚えているうちにつらつらと。。。(ネタばれになるのでしょうか。未読の方はご了承下さい)
●宝塚駅→西宮北口駅
☆宝塚駅
作中みたいな出会いをしたことないなーいいなー。・・・いや道聞かれたり、おばちゃんに世間話されたり、おじちゃんに談義を受けたりしたことはあるけれども。文章が書かれた関西弁が大好きです。正しいイントネーションで読む自信はない。
オブジェが見える陸橋からの景色は、自身もお気に入りでした。武庫川の対岸が年々新築マンションでみっしり詰まっていく過程が思い出されます。
きっとあのオブジェは、甲○園大学の学生さんが夏休みの宿題に作ったんだよ!あるいは、どっかの芸術大学の学生さんが(以下略)
宝塚市には、清荒神駅前と小林駅前に大きな図書館があります。どっちも駅すぐのところではありますが、若干芸術臭い清荒神の方が利用者が多いのかな?わかんないけど。
逆瀬川駅で生ビールが旨い店!えーっと、あんまり遅い時間でなければ駅から続く商業ビルの中に飲食店が結構あります。駅から徒歩圏にもお店が結構ある。
でも、ふたりでまだ明るいうちから飲みにいけてー話もできる感じのところっていうとあそこかなぁどこかなぁといろいろ浮かんで楽しかったです♪
あ、厳密な阪急沿線じゃないから除外されていたのかもしれませんが、阪神間で一番目立つ神社仏閣といったら恵比寿だと思ってました。十日恵比寿とか、関西にきて初めて聞きましたもんで(笑)
☆宝塚南口駅
初回から飛ばされたかと思って笑ってしまった。
南口というと歌劇場を話題に出すのかと思ったのに、宝塚ホテルというローカル(といいきると失礼か:笑)設定が楽しかったです。
ちなみに、大劇場へ行くには南口からの方が絶対に近いと思いますが、開場に間に合わないっと宝塚駅から走っている観覧者の方々を良く見ました。そして良く道を聞かれました。まぁ、宝塚駅からだと平坦な道だし、歩道整備されているきれいな道を楽しく歩くことができます。ゆっくりあるいても10分だと思う。宝塚→南口間を10分で歩いてましたから!
宝塚ホテルはとてもサービスの良いホテルだと思います。ロビーでぐったりしてたら助けてくれたし。南口駅の西側目の前だし。ウェディング体験では、無料で宝塚ホテル自慢のお料理を食べさせてくれるサービスもあるし。ケーキ旨いし。駅前に宝塚ホテルの出張ケーキ店舗とかあるし。お持たせには、宝塚ホテルのクッキーとかプリンが好きです。
ホテルを出すなら、宝塚ワシントンホテルとか旅館系のホテル若水さんとかも個人的には思いつくのですが、たぶん最寄が宝塚駅になってしまうからだな。それに作のテーマには宝塚ホテルぴったりだ!(悪い意味じゃないですよ、ほんとに:笑)
南口駅ビルの再開発もあることだし、ぜひ今後もがんばってほしいものです。
☆逆瀬川駅
こちらも2008年に大きく駅前の商業ビルが変わって、なかなか素敵なことになっていた記憶があります。
孫の世話をするのに、電車で一駅ずつ移動するおばあちゃんがリアルでした。
南口最寄にお住まいの方の中には、逆瀬川駅のスーパーの方が安いといってわざわざ歩いてお買い物にこられるかたもありました。基本的に阪急今津線の一区間はとっても短いのです。
人生経験豊富なおばあちゃんの台詞が大変爽快でありました。いいなぁ、こんな人生アドバイザーに、素直にアドバイスを聞ける心持ちのときに出会うことができたら楽しい一期一会になることでしょう。
なんか、ご主人さんの思い出話のくだりで、本気で噴出して笑えましたよ。
☆小林駅
知らない人は、きっと「こばやし」と読むんだろうなぁと自身の失敗を振り返る。
良い駅だ、とのアドバイスでしたが、結婚式帰りのドレスで、フィクションで立ち寄って様になる場所が果たして小林駅東側にあったか?!と内心うろたえた。
でも、そういう問題ではなかった点にとても好感が持てました。
小林駅東側はとても下町っぽいというか、商店街と大型スーパーが同居している不思議な場所です。
木の年輪のごとく、駅に近いほど密集している印象があります。平坦地で自転車移動がらくらく、保育園や幼稚園、公立の小中学校も比較的近い場所にあるため生活しやすい所です。
ここの駅周辺の街の描写がなんだか、イメージするというより、現実の記憶と照らし合わせて読んでいるような気分になってしまい、妙にくすぐったかったです。
家賃と適度な生活の利便性、駅からの近さを優先する学生さんはこのあたりによく住んでいたような気がする。
しかし、ツバメの巣は結構大変です。ちなみに自身は駅に立っている際に、鳥にケチをつけられて大変恥ずかしい思いをして家に帰り、嘆きながらスーツを洗濯した事が2度あります。鳩の時はすごく腹が立ちましたが、これが意外とツバメだと「仕方ないな・・・」という気分になっていました。ごめん、ハト・・・ 。
さてさて。また明日続きでも書こうかな。
バージョンが新しくなったら、ブックレビューの出し方が分からない。。。
ま、いっか。
とっても面白かったです。読みやすい、分かりやすい、そしてやっぱり懐かしい。
駅名が出たり、地域特性を文面で読むたび、なんだか嬉しくなりました。
ほぼリアルに街を知っているため、どうにも笑いがとまらないところも多々ありました。そしてやっぱりちょっと懐かしくて泣けました。
たぶん酔っ払って(以下略)
未練はないけど、思い出はあるのです。
というわけで、以下内容に突っ込みを入れつつ、各駅ごとの思い出を覚えているうちにつらつらと。。。(ネタばれになるのでしょうか。未読の方はご了承下さい)
●宝塚駅→西宮北口駅
☆宝塚駅
作中みたいな出会いをしたことないなーいいなー。・・・いや道聞かれたり、おばちゃんに世間話されたり、おじちゃんに談義を受けたりしたことはあるけれども。文章が書かれた関西弁が大好きです。正しいイントネーションで読む自信はない。
オブジェが見える陸橋からの景色は、自身もお気に入りでした。武庫川の対岸が年々新築マンションでみっしり詰まっていく過程が思い出されます。
きっとあのオブジェは、甲○園大学の学生さんが夏休みの宿題に作ったんだよ!あるいは、どっかの芸術大学の学生さんが(以下略)
宝塚市には、清荒神駅前と小林駅前に大きな図書館があります。どっちも駅すぐのところではありますが、若干芸術臭い清荒神の方が利用者が多いのかな?わかんないけど。
逆瀬川駅で生ビールが旨い店!えーっと、あんまり遅い時間でなければ駅から続く商業ビルの中に飲食店が結構あります。駅から徒歩圏にもお店が結構ある。
でも、ふたりでまだ明るいうちから飲みにいけてー話もできる感じのところっていうとあそこかなぁどこかなぁといろいろ浮かんで楽しかったです♪
あ、厳密な阪急沿線じゃないから除外されていたのかもしれませんが、阪神間で一番目立つ神社仏閣といったら恵比寿だと思ってました。十日恵比寿とか、関西にきて初めて聞きましたもんで(笑)
☆宝塚南口駅
初回から飛ばされたかと思って笑ってしまった。
南口というと歌劇場を話題に出すのかと思ったのに、宝塚ホテルというローカル(といいきると失礼か:笑)設定が楽しかったです。
ちなみに、大劇場へ行くには南口からの方が絶対に近いと思いますが、開場に間に合わないっと宝塚駅から走っている観覧者の方々を良く見ました。そして良く道を聞かれました。まぁ、宝塚駅からだと平坦な道だし、歩道整備されているきれいな道を楽しく歩くことができます。ゆっくりあるいても10分だと思う。宝塚→南口間を10分で歩いてましたから!
宝塚ホテルはとてもサービスの良いホテルだと思います。ロビーでぐったりしてたら助けてくれたし。南口駅の西側目の前だし。ウェディング体験では、無料で宝塚ホテル自慢のお料理を食べさせてくれるサービスもあるし。ケーキ旨いし。駅前に宝塚ホテルの出張ケーキ店舗とかあるし。お持たせには、宝塚ホテルのクッキーとかプリンが好きです。
ホテルを出すなら、宝塚ワシントンホテルとか旅館系のホテル若水さんとかも個人的には思いつくのですが、たぶん最寄が宝塚駅になってしまうからだな。それに作のテーマには宝塚ホテルぴったりだ!(悪い意味じゃないですよ、ほんとに:笑)
南口駅ビルの再開発もあることだし、ぜひ今後もがんばってほしいものです。
☆逆瀬川駅
こちらも2008年に大きく駅前の商業ビルが変わって、なかなか素敵なことになっていた記憶があります。
孫の世話をするのに、電車で一駅ずつ移動するおばあちゃんがリアルでした。
南口最寄にお住まいの方の中には、逆瀬川駅のスーパーの方が安いといってわざわざ歩いてお買い物にこられるかたもありました。基本的に阪急今津線の一区間はとっても短いのです。
人生経験豊富なおばあちゃんの台詞が大変爽快でありました。いいなぁ、こんな人生アドバイザーに、素直にアドバイスを聞ける心持ちのときに出会うことができたら楽しい一期一会になることでしょう。
なんか、ご主人さんの思い出話のくだりで、本気で噴出して笑えましたよ。
☆小林駅
知らない人は、きっと「こばやし」と読むんだろうなぁと自身の失敗を振り返る。
良い駅だ、とのアドバイスでしたが、結婚式帰りのドレスで、フィクションで立ち寄って様になる場所が果たして小林駅東側にあったか?!と内心うろたえた。
でも、そういう問題ではなかった点にとても好感が持てました。
小林駅東側はとても下町っぽいというか、商店街と大型スーパーが同居している不思議な場所です。
木の年輪のごとく、駅に近いほど密集している印象があります。平坦地で自転車移動がらくらく、保育園や幼稚園、公立の小中学校も比較的近い場所にあるため生活しやすい所です。
ここの駅周辺の街の描写がなんだか、イメージするというより、現実の記憶と照らし合わせて読んでいるような気分になってしまい、妙にくすぐったかったです。
家賃と適度な生活の利便性、駅からの近さを優先する学生さんはこのあたりによく住んでいたような気がする。
しかし、ツバメの巣は結構大変です。ちなみに自身は駅に立っている際に、鳥にケチをつけられて大変恥ずかしい思いをして家に帰り、嘆きながらスーツを洗濯した事が2度あります。鳩の時はすごく腹が立ちましたが、これが意外とツバメだと「仕方ないな・・・」という気分になっていました。ごめん、ハト・・・ 。
さてさて。また明日続きでも書こうかな。
コメント
大劇場に行くには改札を出て2Fの寂れた通路をギリギリまで通り、
便所の横の階段を下りていくのが正攻法でしょうか。
ショップ99で買い物してから移動するのが正攻法でしょうか。
私は後者なんですが。どうでもいい?
ヅカ口のイメージは花屋さんです。
サントリー開発の青いバラと同じ青遺伝子を使ったカーネーションを売っている花屋さんがありまして、良くお世話になってたもので。
ちなみに劇場へ行くルートは、駅から家具やに向かって降りてタクシー乗り場に向かう、です(笑)
家具屋~?? そんなんあったっけなぁ…