創刊号から愛読中。
雑誌は情報が多すぎて苦手なため、普段はあまり読みませんがこれは割りとスキなので見かけるとついつい購入してしまう。
いつの間にか100号を数え、自分的には定着しているように思いましたが、値上がりしたところを見ると経営上はそうでもないのかな。

創刊号も買っていたのに、当時父親が読みたいといったので持って行ったところ、そのままおいてきてしまった。きっと今頃はゴミに出されてしまったことだろう・・・もったいないことをした。

社会企業家の活動一環なのかな~という思いもありますが、もっと単純に自分が読みたい記事が割りとあるので読んでます。
ただ、自分と趣味の合う人には日常生活ではほとんどあいません。
ってことは、一般的には受ける内容ではないのかな。
ってことは、商業的には小規模になってしまうのは必定なのでは。。。
まぁいい。

農村回帰、という話題を目にするようになりましたが、それに類するような記事が今回は目に留まりました。
なんというか、林業回帰。

馬鹿を露呈するようなものですが、林業について自分の中にあるキーワードは、山師、振動病、間伐材、森は海の恋人です。

林業って商業ベースに乗せるのは無理があるくらい壮大な職業ですよね。
自分が植えて育てる木は、孫のためなんですってよ。
自分の子供でさえないんですよ、孫ですってよ。
すげぇ。

記事の中にあった、男もすなる林業、「女もすなる」というフレーズがとっても気に入りました。
何かの特集で、漁業を継いだり、旋盤工場に勤務する女性を見たことがあります。林業にも当然進出できるでしょう。
機械を使う部分では、根本的な体力差は問題ではない。
業界自体もそういった風潮を受け入れようとしているとしたら、それは時勢を正しくよんでいると思われます。でも大変だろーなー、入っていく方も受け入れる方も。

林業のすばらしいところは、山というか森を育てていることなんじゃなかろうかと。環境支援というと、とかく木を植えることをクローズアップしがちですが、植えるだけでは砂漠対策や旱魃対策にならないことは近年よく知られています。
植えた後に、どうやって育てて定着させるかというのが大切なようです。
そういう、定着させるまでの方法や未来に向けて継承していく技術や精神を持っているのが林業という職業従事者ではないでしょうか。

年功序列制度が崩れたことにも関係するという、世代間で生じてしまった不公平、について興味がある昨今、世代を超えた仕事をする方法論、という点に共通項を(勝手に)見出したために興味を惹かれたようです。

ふむ。

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