3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
2008年12月3日 読書
将棋の話もたのしいけれども、勝負士としての話が非常に心に染みる。
勝敗がある世界では、自分が勝つことが至上命題である。
これまでの相手の歴史や、事情まで斟酌している場合ではないというのが、自身の正直なところだ。
それを割り切るには、相手は敵だ、と思うと良い。
敵は倒さなければならない。自身の存在意義を守ることが相手の消滅につながるとして、そこで自己犠牲を発揮できるのも一つの方法であることは分かるけれども、それを許容できない場合もあるわけで。
競争場面では、買ったやつが結果を出していることになるので、評価を求めているのであれば、当然結果を得るために相手を倒さなければ成らないわけで。
場面や人によっては、負ける相手を気遣うほど余裕を持てることもあるだろう。でも私はそうではないのです。
むしろ、そんなことされたら返って悔しいよ。上から目線が腹立たしい。どうせなら、相手を自分と同じ苦境に追い込んだ、という実績というか実感がほしいな。勝負の話ならね。でも、勝負の世界では、どんなに成績が漸近していても買ったほうが上と評価されるので意味はないのですが。
意味はないけれども、負ける相手に花道をと思うのであれば、自分の花道はそういう考え方になるのかなと思った。
営業だったときは、そういう優劣のつけ方がはっきりしていたので、かえってさっぱりしていた。営業成績では、それこそ1円単位ですごい差がついて順位が付く。めちゃめちゃくやしくて、どうしようもないけれども、それ以外の場面で比較されることも優劣を持ち出されることもない。その代わり、成績評価の場面ではものすごくシビアだった。
勝てるもの、勝ちたいものが勝っていくものだと思うのです。負けたくないなら、努力しなければならないし、(今思うと)時に恐ろしい手段に出てしまうこともある。
でも、ふと思うのは、勝ちたくて勝ちたくて死に物狂いで努力もしてるけど勝てないやつはどうしたらよいのだろうと。思ってしまう部分もやはりあるのです。
勝敗がある世界では、自分が勝つことが至上命題である。
これまでの相手の歴史や、事情まで斟酌している場合ではないというのが、自身の正直なところだ。
それを割り切るには、相手は敵だ、と思うと良い。
敵は倒さなければならない。自身の存在意義を守ることが相手の消滅につながるとして、そこで自己犠牲を発揮できるのも一つの方法であることは分かるけれども、それを許容できない場合もあるわけで。
競争場面では、買ったやつが結果を出していることになるので、評価を求めているのであれば、当然結果を得るために相手を倒さなければ成らないわけで。
場面や人によっては、負ける相手を気遣うほど余裕を持てることもあるだろう。でも私はそうではないのです。
むしろ、そんなことされたら返って悔しいよ。上から目線が腹立たしい。どうせなら、相手を自分と同じ苦境に追い込んだ、という実績というか実感がほしいな。勝負の話ならね。でも、勝負の世界では、どんなに成績が漸近していても買ったほうが上と評価されるので意味はないのですが。
意味はないけれども、負ける相手に花道をと思うのであれば、自分の花道はそういう考え方になるのかなと思った。
営業だったときは、そういう優劣のつけ方がはっきりしていたので、かえってさっぱりしていた。営業成績では、それこそ1円単位ですごい差がついて順位が付く。めちゃめちゃくやしくて、どうしようもないけれども、それ以外の場面で比較されることも優劣を持ち出されることもない。その代わり、成績評価の場面ではものすごくシビアだった。
勝てるもの、勝ちたいものが勝っていくものだと思うのです。負けたくないなら、努力しなければならないし、(今思うと)時に恐ろしい手段に出てしまうこともある。
でも、ふと思うのは、勝ちたくて勝ちたくて死に物狂いで努力もしてるけど勝てないやつはどうしたらよいのだろうと。思ってしまう部分もやはりあるのです。
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