マルキ・ド・サド伯爵を題材にした映画を見ました。
基本的には読みきり簡潔でハッピーエンド至上主義なハーレクイン浪漫スを好む私にとって、非常にギャーピィーっっ!!と真夜中に叫んでしまいたくなる終わり方でしたが、非常に美しいストーリー展開でスリリングで楽しめました。けしてハッピーエンドな話ではないのに、レンラルビデオの始めに入っている新作ビデオ紹介作品がラブコメやロマンスものだったことにかなり納得がいきませんが・・・。
平均勤務時間15時間で、ほぼ歩合制のため成績不振で給料も上がらず、入社2年にして体重が13キロ減ったことにようやく疑問を覚え初めて仕事をやめようと考え始めました。多くもない月の給料の内、約4分の一が通勤タクシー代に消えていたり、何の楽しみも感じられない精神状態に陥っていたり、実はさほど会社のことも好きでないなぁということを言葉にしてみて、やっと見切りをつけることも大切なのではないかと思った次第です。「ニューヨーク・ニューヨーク」というゲイの人を描いた名作漫画を読んで、「もういいだろう」という作中のセリフに涙して、共感できたことで見切りをいい加減つけなくちゃ、とも思ったのですが、いまだ辞表を書いていない状態です。なんでここまでわかっていてまだやめないの?という素朴な身近な方からの発言から、なぜなんだろうと自分でも振り返ってみて、理由を一生懸命考えてみました。でも自分でも今の仕事にしがみついている明確な理由がわからなくて、結論の一つとして、タイトルの映画を手に取るに至った次第です。
・・・そんな結論いやだー!!と自己分析を重ね、結局私が拘っているのは今関わっている人たちを裏切りたくないということが一番強いようだと思っています。営業職なので、継続的に付き合っているお客様というのがいるのですが、もうだめだ、もう知らん勝手にしやがれっとこっちが思ったとたんに、お客様から電話がかかってくる。そうすると弱い私は切り捨てることが出来ずに、中途半端と思いつつまた関わってしまう。とにかくこの人だけ関係をよくも悪くも清算してしまおう、と思ってもう少しだけ頑張ろう、ついでだしあれもこれもと思っているうちに次の仕事に手をつけてしまい、ずるずると会社に居つづけているようです。そんなことを今日もやってしまい、自己嫌悪に陥りつつ最初に戻るという。・・・やっぱりマゾなんだろうか・・・。あれ?マゾとサドって同じような言葉ですよね。確かそんな気がしています。

マイノリティーの話が結構好きなのですが、正直昨今流行のボーイズラブというジャンルは苦手です。そういうお話にも造詣の深いツレに言わせると、困難な状況を作り出すことで真実の愛を語る一つの手法だということですが、どうも馴染めないのです。とはいっても、好きだなぁと思うその手の作品もあります。正式名称が思い出せませんが、ノブとシドニーという人たちに題材をとった作品は好きです。ツーリング・エクスプレスも好きです。この2作は勧められて、読んでみて、手にしてよかった!と思えた作品でした。でも基本的に自発的には読みません。上述のニューヨーク・ニューヨークは間違って買ったのです。でも、よいお話でした。今月の月刊ハーレクインに勝るとも劣らずな感じでした。

休日には絶対安心して読めるハーレクン系列を好んで読みますが、普段は持ち歩き安い文庫サイズの北方謙三氏の作品を好んで読んでおります。代言止めが多様された、けんかシーンを読むと思わず今日から自分も体力作りにロードワークでも始めようかという気分になってしまいます。単作で読んでも楽しいですが、出版順に読んでみたいと思うシーンが結構多いです。同じ題材で書かれたものが結構あるのですが、出版時期=執筆年齢に応じて表現が少しずつ変わっているのが楽しい。後、スピンオフしている登場人物が多く、年序順に並べて見たい・・・というマニアックな欲求が最近出てきました。それも暇があったらやりたいな、というレベルな時点で今の仕事の余裕のなさが嫌なのです。
学生時代に、ツレとやっていたホームページも今では開店休業になっているのが時々気になり、そのくらいの楽しみを維持できるくらいの余裕が欲しい、というのが今一番の希望です。ね、某Hさんよ。再開したいんだよ、読み込みたいんだよ、楽しみがほしいんだよーっっ!!

その某H氏には、パンがぱさぱさでなんでわざわざあんなおいしくないところで食べるんだと評判のコーヒーショップのサンドイッチセットがお気に入りです。3月中はキャンペーンをやっていて、シール三枚集めて応募できるのですが、このところ食べに行っても行ってもシールを暮れないために、じれていました。キャンペーン物は割とマメに応募するたちです。だって楽しいじゃん!キャンペーン中だろうがなかろうが利用するのなら、ましてキャンペーンを利用せずにいられようか、いや居られない(反語)という考え方なのです。これだけ毎週マメに通っているのに、ちっともシールがたまらないことにじれて、本日とうとう「このキャンペーンはもう終わっているのでしょうか?(にこっ)」と対応してくれた店員さんに尋ねてみました。すると、「あっ、いいえ、今こんなキャンペーン中です。どうぞ」とシールと応募葉書を手渡し、親切に内容説明をしてくれました。・・・客に尋ねられて応募券を渡しているようではキャンペーンの意味をなさないと思うのは私だけでしょうか。忙しくって、そんなことまで手が回らない気持ちはわかりますが、徹底してやらないのなら、こんなもの広告費と印刷代と設定費用の大いなる無駄です。全国展開しているこのくらいの企業がやっていることなら、このキャンペーン一つやらないことで店舗3つくらい新規オープンできるくらいの予算が動いてるはずなのに、と思わずには居られません。こうして無駄って増えていくのだろうなとうらうらと思っておりました。
そうこうするうちに、休日の夜もふけていくのです。
明日は起きられるだろうか・・・不安です。
「不良の木」「明日の静かなる時」に続く、野崎通シリーズの第3作。
老境に差し掛かった大物事業家の友情と、老いた獅子の死に様を描く・・・というお話だったように思う。自分で判断して動けるのは、自分の中に譲れない信念があるからで、信念がどんなものかしっかりわかっているからだろう。仕事をしていて、会社に言われても上司に言われても家族に言われても譲れないものがある、といえるようになったらどんな行動でもできる性格でした。昔は。今は本当にすべてがどうでも良くて、唯一痛くないこと、保身に動くためだけに触手が動くようになりました。だからもう仕事したくないー(結局そこに行き着く)
痛いのきらい、寒いの嫌い、眠いの嫌いです。
「人を殺したことがある。それは事実だ。罪を犯したものは罰を受けるのが当然だと思う」というのが野崎氏の信念。壊れたのか壊したのかということに拘るのではなく、壊れている事実の前にこの後どうするのか、ということらしい。男のプライドを書かせたら天下逸品の北方氏ですが、文章を見ていると「プライドなんて言葉がなかったらもっとよかったんだが・・・」などなど否定している部分のほうが多い。だから余計にプライドを貫くのがどんなにか難しくて、余計読んでいるとかっこよく思えて羨ましい。そんな風には生きられないから、せめて読んでいたい。

華麗なる食生活!

2006年1月25日
いかに記す食事内容を「華麗なる」と表現するところ、如何に普段貧しい生活をしているかを露呈しているような気もする。

休日ながら出勤になったため、普段は目にしているだけでとても寄らないお食事どころでお昼を取ってみた。グラタン専門店、と銘打ち、名前からして時間のかかりそうなお店。1000円前後でサラダ、パン、グラタンとデザート、サービス価格のドリンクがつく。味は・・・特になにということはありませんでしたが、お店の雰囲気が大変気に入りました!
ジャズテイスト、カウンターだけのお店で席から厨房が丸見えです。
ひょうたん型に設置したカウンターの中に厨房が作ってあります。そして、味云々よりお店のコンセプトというか遊び心のままに作っているところが気に入ったわけです。なんの意味があるのか、カウンター周りをぐるりと線路が走っており、グラタン皿を列車のようにレールに載せて送ってくれました。・・・笑える。
そして、グラタン専門店と言うだけあって、出てきたグラタンが、焼きたてでチーズが本当に踊っていたのにちょっと感動したわけです。
ご飯が旨いって本当に幸せだと思う今日このごろです。

その後梅田へでて、本屋さんはしごで3時間楽しめる。給料日なのをいいことに福沢さん2枚ほどの新刊を買い込む。本屋って1日居てもあきない。さすがに疲れたため、一服しようと英国屋さんへ入ってシフォンケーキセットを食べる。ケーキとロイヤルミルクは文句アリマセンでしたが、肝心の一服が・・・。案内してくださった方が、故意か単なる空きがなかったからか、禁煙席に通してくださったため、本来の目的を果たせず退店。ビルの35階にあるフードコートの一画だったため、夜景はきれいでした。拘っているわけではアリマセンが、夜景は好きです。でも、景色は一瞬で満足するもの、その後にどう時間を過ごせるかが勝負です。その意味で、今日のコンセプトには合いませんでした。

なにはともあれ、久しぶりに人間らしく休日を過ごせました。大抵疲れて一日寝てしまいましたが、時にはちょっと早めに起きて活動するのも疲れが取れるようです。

あなどりがたし。

2005年12月9日
闇に紛れてチラシ配り中の事。
夕食前に未だ遊んでいるらしいお子様方の会話を小耳に挟んだ。
「だからー、ベンガーディアンレビオーサーだよ」
「ちがうよ、だってなめくじのやつだよ?ビンガーディアンだろ」

・・・。どこかできいたような。
よくよく訊いていると、どうやらハリポタの話をしているらしい。
固有名詞はハリーとロンしか出てこなくて、それ以外は状況説明で場面場面を説明していました。固有名詞はでてこないのに、何故呪文は覚えているんだ、お子様よ。なんだかんだでお子様の記憶力というのはすごいと思った次第です。

かと思うと、塾講師がお子様を刺殺とは。心痛むお話が多い昨今ですね。
仕事で中高年層の方とよくご一緒する。
不思議なのは、ある一定年齢をこした年配の男性の方はトイレが近い。
非常に扱いにくい。
一般的に、妊婦さんはトイレが近いので配慮のしようもある。
女性の方なら自分で大抵手配してくれるので別にいい。
お子様なら扱える。事前手配万全。
が、年配の男性はどうも・・・
しかも、ばつが悪いのだろうなぁとは思うけれども、トイレを探される際に、私にまで勧められるのは非常に不愉快である。
そういうコドモ扱いができる、若い営業であることを武器にする場面もあるので、お客様の立場を上げるために使われるのは別にかまわないのだけれども、度をこすことが多いのが上述の場面である。
あぁ、不愉快。

珍しく休日に日のあるうちに活動を開始できたので、いろいろ出来た。
美容院に行き、コートの裾直しに行き、ビデオを2本見て、新刊・中古ともに本屋巡りをし、目当ての本を購入し、つれには不評のぱさぱさのパンを出すコーヒーやでご飯を食べ、めがねを購入し、給ったゴミを出し、取れたボタンを繕った。でも、どうしても嫌で洗い物と洗濯は未だ手付かず。
北方謙三氏の本は、出版日に関わらず古本屋でも高い本の棚の方が沢山ある。すたれない話を書けるってすごいなぁと思う。・・・欲しかったのが、高いところに合ったので、嬉しかったけど、できたら100円棚にあったらもっと嬉しかったのに、とかなんとかぶつぶつ。

しばらく日記を書きにこなかったら、いろいろと機能が増えていた。
使い方がいま一つわからないので、もったいないと思いつつ、洗い物、洗濯とともに手付かずのままの今日この頃。
本当に興味が出たら、徹夜してでも解明することだろう。
洗濯も、明日着る物がなくなったら諦めて、水の飲むコップもなくなったら仕方なくやるはずだから。多分あと2日はもつのだろうと思っている。

南国の品物

2005年12月5日
丁度11ヶ月前に社員旅行でバリに行かせていただいた。
食べ物は正直口に合わなかったし、酒もさほど旨いとは思わなかった。
個人ガイドを雇って一日個人タクシーで観光し、ガイドさんの口からその国の歴史と日本の歴史、政治形態について語ったことが一番楽しかった思い出かもしれない。日本では結局誰が一番偉いの?と云われて、小学校の社会で習った三権分立を説明したが、納得していただけませんでした。軍隊がいない、と言ったけど自衛隊について突っ込まれて説明できませんでした。みなさん、公民の勉強はやっぱり大切ですよ。

その際のお土産に、バリの煙草を買ってきたのですがやたらと甘い。
吸い口が非常に甘い。でも巻が甘くて、火をつけると焚き火の如くぱちぱちと音がするのがなんとなく楽しい。知人がこの煙草と、ハワイの粉コーヒーが良く合うというのでやってみたら確かによく合いました。あったかいところのものは、甘いものが多い。米から作ったという地酒もリキュールで甘かった。でも日本酒の甘さとは違う、本当にさとうきび系の甘さなのです。不思議だ。

北方氏の鹿島ミュウシリーズを2冊読んで、脇で出てきた野崎通なる人物のシリーズがあることがわかり、すっごく読みたいのだが如何せんすぐには手に入らなさそう。北方氏の本は刊行数が多いので中古本屋でも結構並んでいるのだが、特定物を探す場合にはあまり出会えないことが多い。今度の休みは何件か中古書店を回ってみようと思う。

シリーズ物にはまるのは、屈折しているからかもしれない。決まりきった枠の中で、いかに変化をつけるのかを楽しみたいからかも。あるいはわかりきった安心感の中で冒険したいという相反する感情を満足させてくれることを期待しているのかも。どちらにしろ、作っている方には迷惑な期待かもしれない。

風の中の女

2005年12月3日 読書
ISBN:4087477355 文庫 北方 謙三 集英社 2004/09 ¥630

「化粧でもしておけばよかったわ」

気合を入れたいときに、ついつい赤味のつよい口紅を引いてみたくなるのは、ハードボイルド小説の読みすぎだと我ながら思う。
でも普段から血色が悪いといわれがちなので、ここぞという時には自分でも赤味の強いものを身に付けると気合が入る気がするのだ。・・・赤い下着をつけると元気になると、申年のときにもいうではないですか。
やはり、女性がハードボイルドするときには、メイクも重要な小道具になるものだ。あとは、普段着と決め時の衣装の違い。女28、独立事務所をもてるならたいしたものだ。やりたいことが見えなければ、誰しもそこまで強くはなれない。敵がはっきり見える分、読みやすいのがハードボイルドのよい所。敵対するものがあるほうが、ヒトは強くなりやすいと思う。んでもって、関羽と劉邦の如く、真の勝者となるには敵に対する際の周辺能力固めが必要だ。どれだけ周囲に優秀な人材を集められるかが鍵なのだ。過去も自分を助けた男、共に戦った男、関わってきた新しい男、対して女ではなく関われた主人公。
女性版、「格好いいとは、こういうことさ」なお話。(注:けして著作権を侵害しているわけではありませんよ)
ISBN:4087477258 文庫 北方 謙三 集英社 2004/08 ¥630

女性が戦っている話が結構好きだ。
ハードボイルド、をむりやり女性でやろうというのでもなく、
北方さんだなぁという感じだったのがステキだ。
桐野夏生さんのミロシリーズも読んでみた。分類を女性版ハードボイルド、といわれると退くけども、格好いい女性の話、あるいは女性が格好よい話、というのなら楽しい。
映画だけみたけれども、アップルシード(というタイトルだった気がする)も私の中では、上記のようなエリアに分類されている。
後は、風と共に去りぬのすカーレット・オハラも好き。
こんな風に自分が生きてみたい、というイメージを少しでも具体化できる話に惹かれているのだろうと思う。

感想。
26歳の女性がやけっぱちにならずに、いい男にかこまれていながら自分を貫いているところが格好いい。酒にも煙草にも頼らずに、ハードボイルドするにはかなりの想像力が必要かと思われたが、小道具って誰が使っても格好いいものだ、と逆に思えた。車種や、車についている一般的なステイタスの知識がもっと欲しいなと、北方氏の本を読むといつも思う。ヒールで車の運転をするのは絶対に危ないと実感しているので、ジーンズにスニーカーでビトルボスパーダーをかっ飛ばすシーンがかなり好きだ。・・・感想に脈略がありませんが、一種のシンデレラストーリーなので、ハーレクイン好きな私にも楽しめました(笑)
わーい!
仕事やめる宣言をしました。
お世話になった人には申し訳ないけれども、胸が本当に痛くて息が出来なくなって、いわゆる過呼吸という状態になってパニックを起こして、もうやめようという結論をようやくだせました♪
しかし、辞表って何時どうやって誰にだしたら・・・・・?
そんな疑問に即答してくれたネットに乾杯。
わたくしのもっている「手紙文例集」は、初版年月日は2001年現在のクセに、恋文の書き方が載っていたり(笑)、上司へのお歳暮のお礼分が載っていたり、非常に、なんというか儀礼的で古典的で読み物には最適なのだが実例にはならないのです。でも好きなので学生時代から持ってきています。

ようやくネット生活にも復活できそうです。
楽しくも嬉しくもないかわりに哀しくもない、感情のない生き方はもうさすがに嫌です。唯一の趣味である、鮭さえ飲めない生活はもうごめんです!。。。酒!アルコール!鮭の一気飲みはさすがにねぇ・・・
野生の熊ではないのですから。

最近楽しかったことは、大嫌いだった現直上司と罵りあい、大好きだった元上司と決別したことです。私の人生なのだから、結論としてのたれ死んだって本望です。現上司はそういう私の考えが全く通じなかったこと、理解を求めることさえできなかった点が大嫌いだったわけですが、いっそ意見を無視して、その人の言うとおりにしてあげれば本人的には満足だったようです。そんな形に拘って、言葉だけ言いつくろう現上司よりも、「やめます」という意思系の発言を汲み取って「そうか・・・頑張れよ」と、のたれ死んでもお前の人生とまでいっそ突き放してくれる元上司が好きです。
どうして仕事やめたいと思ったのか?やめるといえたのか?
切っ掛けは我ながらくだらないことに、割り当てられたスピーチが嫌だったからです。人間って結局は、空が高くていい天気だったから仕事をやめたり、お酒がおいしかったから手首を切ったりするものだと思います。切っ掛けなんてどうでもいいのです。ようは結論が何処にあるか、評価される姿が何かを知って、それでも自我を通すのか流されるのかをきめるかどうかだけの問題なのです。

要するに仕事やめます。
そして晴れ晴れ。
いろんな人に迷惑かけて、どたばたして、これからもしばらくどたばたしますが、それでも個人的には満足です。

以上、愚痴でした。
お客様が突然の事故でなくなりました。
別にそれほど親しかったわけでも、親密になったわけでもないけれども、自分の生活圏内で起こった突発時が、身近だったことに気付いてしまい哀しいです。

ご冥福をお祈りいたします。
あなたに会うなんてっ♪
久しぶりに日記を書こうとしたら、ログインしていないとかなんとかで弾かれました。今書いているということは、無事ログインできたんですから別にいいのですけどね。

とてもいやなことがありました。冷静に考えると、絶対わかりそうな嘘とか詐欺とかに引っかかる人の気持ちって、冷静に考えるとわかるけども、実際その場面に行き会っていると妙なドーパミンがでてしまうせいか、絶対理解できないんだろうな、という出来事に遭いました。
わが身に起こったことならば、いくらでもなんとでもしようと思いますが、人の身に起こった事とか過ぎてしまったことってどうにも出来ませんよね。うがー!!!!ととりあえずやけになって頑張ってみたら、意外と仕事場では好評です。「ガラクさんが明るくなったわ」といわれた。人間万事塞翁が馬、ですね。

ナルトという漫画を読みました。売れているものにはやはりなにかしらの引力があるものだと思います。そして分析すれば、なからず学べるべき点が何かしらあるものです。要するに面白かったです。

ここ数ヶ月は、落ち込みそうなときには強制的に元気になるために「いいまつがい」を読みます。なぜか笑えます。くすってな程度ではありません。泣きながらマジで笑います。人間ってすばらしい!と思いながら笑える本って本当に貴重だと思います。私は、そんな人間になりたいです。以上!

セルフサービス

2004年11月7日
のガソリンスタンドを初体験。
だって帰れなくなりそうだったの。
ビびりながら機会ボタンをさわりさわり。
ガソリンの出るグリップで入れました。
楽しかったです。
そして、おきまりの落ちをつける。
・・・あふれさしました。
どうしてこう一回ずつ失敗しないとまなばないのでせう。
失敗しないで上手にいきれるようになりたいです。
している原付をみました。
わたくしも真似をして、踏み切りの前でアイドリングストップしてみました。
・・・エンジンかけるのに手間取って、遮断機が下りるのを見過ごすこと2回。
いい加減いやになった私がそのとき取った行動はどれでしょう。
1、地球にやさしくするのをやめた
2、早くエンジンがかかるように中古原付をけっとばした
3、急発進して、通行人にぶつかった

ヒント。けが人はいませんでした。だいじなし。
中古の割に安くて、値段の割に実は古かったらしい私の原付。ご近所付き合いとは時としてそういうものです。
でも毎日乗っていると愛着が湧くものです。
移動速度が上がって、一気にレベルアップした気分です。

不動産屋の醍醐味は

2004年11月2日
新しい住宅地図を買いました。そしたら、当社で仲介したお客様のお宅が、新しい地図に増えていました。
ちょっとした優越感と満足感。いつか、わたしのお客様もこの地図に載ることでせう。マンションだとダメだけど、戸建ての場合は新しい家と所有者の名前がそのまま記載されますから。戸建て営業しよっと。

 いやなんです、あなたと行ってしまうのが。

たった一字で意味が多い違い。感動の詩篇が拒絶の言葉に。
不動産屋は町のことに詳しくないといけない、というのが当社の持論なのだが、とかく先輩方は妙なことに詳しい。旨いパンやの特売日を知っている位はかわいいものだ。行き着けでもない呑みどころ食べどころのマスターの遍歴を知っているのもまぁいい。幽霊スポットデートスポットもいいけどさ。とか思っていたらば、わたしも何時の間にやら妙なことに詳しくなった。宝塚市内の灰皿がある場所については、私にお聞きなさい。えぇ、コンビニ、公共物前、とある交差点、煙草やの角などなど。煙草のみの執念って恐ろしいなぁと思ったり。

いつも帰り道に赤々と明かりがついている酒屋があったので、本日寄ってみた。日本酒とワインの専門店で、深夜2時まで営業中とのこと。久しぶりに楽しかったので、世界に6つしかない修道院ビールのうち、唯一オランダで作られているという「ラ・トラペッタ」という瓶いりビールを買ってきました。
・・・・
うーまーいーっっっ(ざっぱ〜んっ)←効果音

フルーツビールのようなおいしい匂いがするけれども、とてもしっかりした味わい。修道院というと、トラピスタクッキーを思い出す。己のために修行するのもいいけれど、こうして動物にも通ずるような欲求をも満足させるものを作り出してくれる人が好きv
久しぶりに満足しました。

ビールが旨けりゃ本が読みたくなる。そんなときにいい本を読むと、それだけで幸せを感じられる。そんな幸せさえ忘れてしまうほどいそがしかったのですが、わたしの柄じゃないと思いだして、また日記を書き始めたりしました。

日々此れ幸せ也。
霧の向こう
わが祖国はありやなしやと。

偽作。

おもしろき

2004年10月30日 日常
ことも泣き夜をおもしろく。

語り女たち

2004年8月4日 読書
ISBN:4104066052 単行本 北村 薫 新潮社 2004/04/15 ¥1,680

北村さんの言葉はとても優しくてスキである。
アンソロジーというのだろうか。散文調の短編が、テーマに沿って集められている。
テーマ「ごく潰しの若隠居に女性達が自らの体験を語って楽しませる」笑
ほんの一息の奇妙さが、恐さになったり、不思議になったり、笑いを含んでシリアスになるんだなぁと。
特に気に入ったのは、「走れ、メロス」のお話。
たった一つ変えただけで、やっぱりこの世で一番怖いのは人間だわ、というお話になってしまった。角度を変えただけでかわる、というと、「ガラスの仮面」の荒野の話を思い出す。そして若隠居というと、巷説百物語の語り物の先生を思い出す。

夏だな・・・
ここはしらないところだと思う。
出身地では、ヒグラシとミンミンとシャーシャーいうのがほぼ等間隔だった。
大学生活の思い出といえば、夏場はヒグラシとともに眠り、ヒグラシとともにおき、天然の涼みのなかで、ウィスキーの水割りやぺリエわりやストレートを飲みながら読んだ本のことを思い出す。

そんな思い出がふと頭をよぎって、久しぶりに文学書を読むために時間を割いている。ヒグラシの声を聞かない、都会の夏のイメージにあわせて、砂の話を。安陪公房をこんな精神状態の時に読むと、本当に死にたくなるのでちょっと危険だと思います、楽しいけど・・・

空梅雨

2004年6月17日 日常
毎日いい天気で嬉しいです。
でも関西のほうはいつも水不足になるそうなので、それはそれで困るなァとも思います。
外にでることがおおいので、近頃手の甲だけが日焼けしました。
間抜けです。

久しぶりに一時間ほど真面目にテレビを見ました。
家にいると最近は寝ていることが多いので、テレビなんぞみてなかったのです。久しぶりに見ると、CMなども楽しい。
例えば、仕事を選ばないとはいえ、虫取りのCMにジャニーズの人がでているのはいかにも選ばなさすぎなのではないだろうか、とか思ったり。お坊様が書院造りのステキな和室でおもむろにアイスコーヒーを飲んでいるコーヒーのCMがやっていて、なにかと思ったら京都の業者の商品だったとか。男の裏切り現場に行き会って、ショックのあまりカラオケに行くCMとか。
世の中楽しいなぁと思った。

3ヶ月も過ぎようというところで、ようやく職場での私の評価というか印象が定まってきました。面白いので、上司による私の印象の変遷をまとめてみたらば、書類上の印象は年の割にしっかりしていて、賢く自立した刺刺ッ子だったそうです。実際に接してみると、笑わないし話さないし、暗めで思いつめそうで、芥川龍之介な印象だったそうです。そのご仕事をさせてみると、かなり抜けているし雑だし阿呆だし、そして何より仕事が遅い。そして現在かなりの甘えたの寂しんぼなんだというところに落ちついたらしい。せっかくなので、その印象を後押しする情報として、私は三人姉妹の末っ子なんですよーと言ってみたところ、甘えたで、外見と反比例して中身おこちゃまという評価に確定しました。
ふぅ〜・・・。
面白いなァ。

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