AM9:00、民放でいっせいに証人喚問の中継がはじまった。いまだかつて政治活動にここまでメディアが労力を傾けたことがあったのだろうか。それはとりもなおさず世論の政治関心のいまだかつて無い高まりを示す。ここ数ヶ月で小泉政権の支持率は低下の一途をたどるが、今まで建前でしかなかった国民の政治監視という形がここに来て本当に実行されるようになったのは、小泉現首相人気によって国民の目が政治に向くようになったからと思われ、それだけでも小泉氏の功績は高いと考える。
 国会における証人喚問は、裁判と同じような形式がとられる。しかしそこでわたくしなんちゃって法律家の頭をよぎるのは、憲法に規定・保障される議員の独立性という問題である。今日の証人喚問で鈴木議員の行動が違法である、と客観的に認められたとして、一体刑法上の処罰を課すことができるのかどうかを考えるのである。法律において、国会議員の地位は非常に面白いものだと思うのだが、この鈴木議員騒動が、司法に今後どのような影響を及ぼすのかを注目したい。
 ようするに、個人的には鈴木氏の行動自体の責任は国民にあるのだというのが、本来の姿であるはずだ。ムネオバッシングがどこまで波及するかに関心はあるが、今鈴木氏のみを攻撃するのはどうかと思うのだが政治は専門外なので、決して断定はすまい、と思っている。

どのテレビ局をつけても同じ映像というのは、昭和天皇後崩御時を思い出す。中継を見つづけてもつまらないのでやはり今日もビデオ映画の一日となる予定。

◎スリーピー・ホロー
ひぃーっクビっ、首がー!!!鉄の処女が!!!なまじっか時代感があってこわかったです。しかしすっごく楽しい。こういうのは好き。ティム・バートンのファンタジー(・・・ファンタジーなのか?)は異質感を違和感なく作ってあってすきです。てっきり首なし騎士を装った殺人を暴くお話だとおもっていたのに全然違っていい意味でうらぎられたなぁと。そしてジョニーが最高。科学万歳といいながら全然幽霊の存在を疑わないし、妙に明るくてかわいい。そうなのだ、暗い演出の中で主役のくせに性格が明るくて、ストーリーからは浮いているのになじんでいるという非常に背反した印象を受けます。そしてえらい色白でまぁ血の色が良く映えることといったらあなた!久々のヒットです♪>でんきひつじ様

◎マグノリア
ひぃーっ(スクリーム2;笑)静かなテーマ曲の主題が気に入ってこころ穏やかにみていたのに、最後に恐ろしいショックが!最後のインパクトがありすぎてその他のことをすべて忘れてしまった・・・。

ビデオの山を鑑賞終了。明日から何しましょうね。
 日曜日は朝市にいきましょう。最近は市場ではなくスーパー・デパートの食料品売り場でも朝限定で安くおいしいものが購入できて助かります。そして試食がたくさんあって楽しい。多い時などその試食だけで朝ご飯完了(笑)羞恥心は特に感じる必要なしということが分かったので心置きなく頂きます。試食したら絶対に買わねばならない、と以前は思っていましたが、多くは商品を宣伝する目的で試食販売を行うものと思っているので、商品名を認識すれば足るものと最近は理解しています。日曜日は試食会が多くてお買い物に行くのもたのしいのです。・・・・私は一体何歳なんでしょう・・・。

◎スワロウテイル
なんだかいろいろ混ざっていた。役者さんが私の好きな方々ばかりだったので、見ていて楽しかった。しかし今の日本経済には厭味になりそう=イェンタウン。いろんな要素とストーリーを同時進行に進めている、このような話は好き。まとまってなくても好き。

◎ヒットマン
キスオブザドラゴンで注目しはじめた人、リー・リンチェイことジェット・リー氏主演。格闘場面は迫力で楽しい。そしてきっとこの映画で一番似合う服装がきまったんだろうなぁと思ったりする場面があった。元のタイトルが「殺手之王」だが、この肝心のヒットマンは誰だったの?それに絶対の映画、反日感情がはいってると思うなぁ。でもまだまだ研究が足りない。極道の若者で傍若無人なのに、律儀に祖父のことをおじいさんと呼んでいる。そして日本刀がとっても刃が薄くて、構えるたびに左右にゆれてたし。中国映画は不思議です。

 部屋の掃除しないと歩くたびにくしゃみが・・。

我洛の法則その1

2002年3月9日
 寝過ごした日は一日いい天気、因みに逆はお出かけを決めていた日は雨とか雪とか雹とか・・・・。
そんなものさ、ははっ。とにかく目がさめたらもう夜で、新聞のお天気欄をみていい天気だったことを知って悲しんだのでした、ちゃんちゃん♪

◎救命士
ニコラス・ケイジはジャンクな役も似合う。あの蒼い瞳が好き。ストーリー中では苦悩する救命士を演じていたが結局解決ははかられなかった、ような気がする。今日本で問題になっている救命士の気管導入の法的問題を思う。うつうつとなやむニコラス・ケイジと音楽のギャップは楽しい。・・・・でも面白くなかった。

◎フラバー
 以前見たことがあるが、ディズニー作品ながら気に入っている。それは役者さん故。世界を食い尽くす○クドナルドと同じく、世界のディズニー化に危機を覚える私としてはディズニー作品には習慣として反発心を持つことにしているのだが(笑)。ロビン・ウィリアムズはすばらしい役者さんだろう。ミセス・ダウトのようなコメディもグッド・ウィル・バイ・ハンティングみたいな青春ものもこなす、パッチアダムズもいいですね。
 今日はテレビシネマなので吹き替え版。山寺さんはベテランらしく誰の吹き替えをなさっても上手いのであまりギャップがなく安心して見ることが出来る。のびた君の声の方とウィーボーが合っていてかわいい。いつか現実にウィーボーみたいな機械が家の中をふよふよ漂う日がくるのでしょうかね。科学者の代名詞、朝食はレール式機械(自作)でつくりましょう!のシーンが好き。シザーハンズの科学者さんもやってましたが。このように本編とあまり関係ない細部に目がいってしまう。

☆指輪物語1 旅の仲間上1 評論社
やっとホビットの仲間4人がきまった。この調子で行くと9人の仲間全部がそろうのはあと3冊読破しないとだめってことでしょうか?いつまでたっても映画を見に行けない、うぅ。

 ここ1ヶ月勉強してないなぁ・・・・
レンタルビデオを見倒す。もう目が開きません。新作を避けて古いものちょっと古いもの、自分のいつもの嗜好とちがうものを8本も借りてきた上に、週末テレビシネマを真夜中からとにかく見続けました。記録更新、いままで一日で4本映画をみたのがさいこうでしたが、本日5本鑑賞完了、万歳。

◎カサブランカ
言わずとしれたハンフリー・ボガートの名作。シャンパンカクテルによる乾杯とその名台詞で世界に知られるようになる。白黒映画ながらなんていろっぽい!ボガートがとにかく素敵、すてきなカフェに音楽がまたスタンダードジャズナンバーを惜しげもなく、だか特筆すべきはやはり完璧でないハードボイルドを演じるボガートの演技力に乾杯!

◎アナザヘブン
邦画は嫌いです(キッパリ)。では何故借りてきたのか?以前みたテレビドラマがきになっていたから。しかしまったく別物だったように思う。そしてよくわからなかった。理解できたことを合えて表記するとしたら「悪魔を称える歌」かなぁと。

◎ラマン(愛人)
真夜中に寝ぼけながらみたため、断片的な記憶しかないのにすっごくおもしろかったような気がして気になっている映画がいつくかある。でもタイトルはおろかあるシーンだけとか、音楽だけとかセリフだけとか、大まかなストーリーだけしか覚えていない。それなのにそんな映画こそ自分好みでおもしろかったような気がして余計きになる。この作品はその記憶の一遍に見事合致した、嬉しい。年の差カップルのお話は結構好き、並べるのはどうかと思うがレオンみたいな。しかし映倫だったのはちょっとショック(笑)

◎摩天楼を夢見て
ハードボイルドというか格好良い男をやらせたらすばらしい人。でも実はケビン・スペーシーのほうが好きだし本作でも味を出しているように思う。まぁ事務所映画というかなんというか・・・。

時間的には10時間程度ながら目が魚になった気がする。
 本日のお天気は雪・・・雪!啓蟄も過ぎたというのにまた寒さが戻ってきてしまった。相変わらず3分で傘を支えられなくなるような重い雪だった。傘にあたってぱらぱらと良い音がするのはすきなのだが、つまりをれは雪の粒が硬いということで、せっかく咲いた梅桜が散ってしまいそうで少々心配。幸いそれほど積もらなかったがすでにタイヤ交換を済ませた車がいくらかスリップした模様。救急車の音がそこここで聞かれたように思う、お気の毒。
 しかし湿気があると花粉は飛ばないのでちょっと楽。寒いのを我慢して出かける。要件を片付けがてらレンタルビデオショップへ。安くて大量で種類豊富で気に入っていたお店だったのに今月いっぱいで閉店するらしい。これで最後かもと思い、あまり一般的でないマイナーものを大量にレンタルしてきた。本日よりおこもりに入って鑑賞する予定。今年のアカデミー賞の授賞式も楽しみだ。
 本日のタイトルは指輪物語の文庫1「旅の仲間上1」から。指輪の2番目の持主にとって指輪はいとしいしと(人)であった。それをホビットの冒険でとられてしまって、指輪物語の人にうけつがれるという流れのところまで読んだ。始めのホビットの冒険に語られる世界観や設定説明が退屈。そして文章自体がやはり古典な雰囲気がある。イーリアスを読んでいるような気分になる。そしてハリポタのルーツを感じる。ハリポタのほうが現代的でなじみやすくて面白い。とはいえ傑作といわれるだけあってファンタジーの古典として大変面白くなってきた。映像化の際には現代的にアレンジして、再脚本化しているだろうから、良いとこどりで映画はもっと面白いに違いない。と期待を馳せているが、原作を読破するまでは見るまいと思っている。
 それにしてもエルフ語が素敵。覚えたいかも。ロードオブリング読本みたいな関連でエルフ語を勉強しよう!という書籍発売の予定はないかしら?ウェールズ語はラテン語やギリシャ語とはちがう古典言語なのでもともと興味はあった。でもエルフ語はトールキンによる完全なオリジナル言語らしい。すごい、自分で言語ルールを作成できるというのはすごい能力ではないか。現代に生きていたらコンピューター言語の分野でも生きていけそう。エスペラント語の作成にはウェールズ語の要素ははいっているのだろうか?というかその前に英語の学習をしろ、とは思いますがね(笑)

 先日の日記を上書きしてしまった。悲しい・・・
 暖かくなりました。日差しが暖かく啓蟄も近いと嬉しくなりました。この地方に住んでいると春の喜び、太陽光のありがたさが身にしみます。冬の寒さのようなきびしさは言うにおよばず、空の暗く低い日が続くと人はおかしくなります。太陽は生物の必需品という意味を実感しました、ここにすんで。
 あまり良い天気なので久しぶりに大学まで自転車で行ってみました。我が校までの道のりはちょっとした試練。歩いて30分かかる距離が延々坂道です。自転車で上るのはかなりの体力がいると思います。しかし私は一気に上る主義です。これが出来なくなったらもう年だな、と考えとにかく頑張る。しかし頑張るのはよかったのだが、どうも目がジューシーで瞬きが多い。久しぶりの日差しが目になれないのか?と思ったら花粉症みたいです。家族がひどいので遺伝的に自分もいつか発症するだろうとは思っていましたが、アレルギーは治るというものではないので嫌だなぁと思います。春の喜びを満喫していたいのに、これからはなかなかそうもいかなくなるかもと思うと残念です。
 姉からえらい(たいへんな)量の本が届きました。宅配便の方がいつもより若い方で、珍しいなぁと思ったらとんでもない重さの荷物でした。これはいつものおじいちゃんにはつらかろう・・・。先日から売却するための本の整理が進んでいなくてまだ散らかっているところにこれらの本が加わって、本の波に戯れて暮らすことになりました。それはそれで幸せ。姉は活字中毒の人なので私は自分であまり活字本を購入しなくてすみ大変助かります。かわりにコミックスを買い散らしているのです。

☆一条ゆかりの食生活-一条ゆかり- 集英社
漫画家一条ゆかり女史のエッセイコミックス。もう大御所といって差し支えないだろうこの方の食生活はすばらしい!しかし食生活のエッセイのはずがなぜかダイエットバイブルと化している。女史曰く食生活とダイエットは同意語らしいです。また紹介されているお料理が自分で作れそうで作れないおいしそうなのがいっぱい。ご自身が料理上手でいらっしゃるものだから、自宅での食事も外食の紹介もどれもおいしそう。そしてお酒の飲み方やおいしい食事の極意を信念を持って語っているのが共感しつつ、やはりコミックスとして面白い。正しい恋愛の勧めに出てきた女性はきっとご自分がモデルに違いないとこれをよんだら思うなぁ。



前世は狸でした

2002年3月2日
 駅弁は本来駅で販売員から買っていたものでしたのに、今では窓があく列車自体が少なく、駅弁はデパートに販売に行くのだそうです。時代は変わるのですね。自信の記憶を見ても駅で列車から駅弁を買ったのは数回だけです。
 修学旅行のときに、毛利元就弁当なるおにぎり2つと少々の香の物がついただけの弁当を食べました。新幹線にのっていたので駅で買ったといっても社内販売だったのかもしれない。酔って気分が悪くずっと寝ていたのではっきりしないのですが。
 富山のマスの寿司がお気に入りです。本来は丸い形で竹組みの容器にはいっていますが、最近は半円でコンビニ販売もしています。便利でいいけどこれも情緒がなくなったともいいたいわたくしです。
 我が家ではいか飯は母の味です。母も含めて家族全員山出身の人なのにどうしなのかわかりませんがそうなんです。そしていか飯が駅弁だとはじめて知りました。しかもその誕生物語が、戦時中捨てるほど取れるいかと少ない配給米を組み合わせ、いか飯にするといかは縮むが米は膨らんで嵩が増えるから、というのがすごい。まさに必要は発明の母というところでしょうね。そして戦時中の知恵が今では産地名産になっているというのも(以下同文;笑)
更科そばと同じような哀愁を感じるのはわたしだけでありましょうか。
 知り合いに釜飯がとにかく好き、という御仁がいます。釜飯が、というよりも釜が、と言うべきみたいですが。信濃本線でよく購入しているみたいですが、釜を捨てずに自宅で再利用し、自分で釜飯をつくる入れ込みよう。これほど釜にこだわるのはなぜか?それはきっと前世で焼き物師だったのだ、とからかって遊びます。そして本日のタイトルにつながるのですが、反論として私の前世は狸じゃぁないかと言われます。これはわたしがファー製品を愛して止まないからです。そんなどうでもよい話でした(笑)
 バイト出勤時間調整のため、今日は寝ないつもりだったのに良く寝た・・・。なにかしれないけれどよく寝る。目覚し時計を3つ持っているけれどいまだかつて目覚ましの音で起きた記憶がない、なくもないが数えることが出来る程度である。
 
☆アンダンテ1−小花美穂−  集英社
一作前の作品が大変すきだった。シリアスとギャグのギャップが楽しい。ちょっとリボンにしては毛色が違うというか。まだ設定が説明されただけの感があるが1巻にしてはストーリーがまとまっていていいかもしれない。今後が楽しみ。

マイルをためる、という場合のマイルはお金ではないのだろうか。マイルに参る〜とか・・・・寝ぼけているんだろうな。

さらば如月の煌きに

2002年2月28日
 別に煌くようなことは何もなく、むしろ燃え尽きた時であったと思うのだが、とりあえず月の最後です。半月何もせずに茫々とすごしてきましたが、これはこれでよい休日であったようです。今度このような日々を得るのはきっと老後と言われる時期ではないかと遠いかなたを望むのが癖でありましょう。
 たまった本を売ろうと整理しはじめました。しかし整理しようと手にとるたびについつい読み返してしまい全く進まない。これがコミックスの場合はせいぜい一冊15分もかかろうか、というものでまだ良いのだが文庫だったりすると時間がかかって仕方が無い。結局広げただけで片付け終わることはありませんでした。紙はかさばるもの、電子に移っていくのは狭い地上ではこれまた仕方の無いこと。しかし人一人分の人生くらいの時間は保存できるかもしれないが紙ほどの寿命はないでしょうね。以前文化記録保存を考えるという科学者の集まりでこんなジョークがありました。遠い未来人が私達の記録を探すとき、ハードを持たない電子記録は見ることができず、紙は風化し見ることはできないだろう、そして埋もれた土の中から石版を発見し、それが唯一残った記録となるだろう。何を大事と思ってどれほどの時間残したいと思って記録するかによるのでしょうか。

 読み終わる予定本の3分の2が味読のまま。サクラが咲く前にはおわりたいものだ。そうでないとまた新しい情報が溜まっていってしまう。とりあえず映画をみるために指輪物語を読まねば!よし、読むぞ。

酔生夢死な一日

2002年2月27日
 目がさめればブランチタイム。予定もなく行動意欲もなくテレビを流す。なんとなくお腹が減った気がしたがほうっておいたら、自分でも恐ろしいと思うような腹の虫の大合唱。でもそういう状態になったときのほうが食欲は湧かないのはなぜだろうか?
 そのままなのも体にわるそうなので、とりあえずりんごを齧る。自分で食すときはたいていりんごはまるごとむいて切らずにかじる。その昔包丁使いの練習としてりんごの皮をどれだけ長くむくことが出来るか練習していた。その結果丸いりんごをそのまま食すのが楽しくなってしまった。しかし蜜撒いているときなどはかじったほうが無駄がなくてよいと思う。そんな林檎好きな私。
 テレビCMをみているとついつい一人漫才というか突っ込みたくなることがしばしばある。特に「これ一本で○○がすぐできる!」といわれると「嘘つけ」といってしまう。だって肝心の材料がなければ出来ないのだから宣伝に偽りあり、だろう。これさえあれば、という範囲が世の中広すぎる。思うに人は生きているのに必要なものがあればよい。それをいかに限定するかがまた問題になるといえばそれまでなのだが。再放送のとあるドラマをみた。ゴウさんの歌がその主題歌だったことを初めて知った。ふふっ、なんだか笑ってしまった。以上。

 窪塚氏と常盤さんのドラマが好き。良い展開。上の話題に通じるが、究極状態で生きていけることと現代に生きていけることはまた別物かと思われる。
 夜中の再放送が割と好きなのだが昨日も今日も見逃した。ビバリーヒルズ青春白書がかなりお気に入りでがんばって見ていたのに。先回(1月末)の時点ではドナちゃんが腰痛原因で倒れるという非常に良い感じのシーンで終わっていた。続きみたかった。しかし見逃したのは私・・・・。いつか見ることができるかしら。そういう未練をのこした番組がいくつかある。たいていそれは夜中に放映された再放送のドラマや映画。タイトルさえ覚えていないが、あるシーンや音楽、なんとくのストーリーだけが妙に鮮明に記憶に残る。想像の余地があるものこそ面白いということでしょうかね。

Je te veux-valse

2002年2月26日
 午後のカフェで流して欲しい曲Myナンバー1の曲。エリック・サティの邦訳「あなたがほしい」だ。邦訳はまるで夜明けのジャズが似合いそうな感じだが、実際はワルツの華やかな曲。そして邦訳でも「あなた」とするか「おまえ」とするかといわれたら、私は迷わず「あなた」である!絶対女性がカフェからとおりを眺めている情景が浮かぶのだ。仏語ではどっち性の歌詞でもいいみたいだけどね。
 いいお天気だったのでお買い物にでかけ、フランスパンを買い込み、コミックをまた買いこんで上記の曲をかけながら午後のひとときをたのしむ。フランスパンときたら赤ワインで。本日のワインは仏・ボルドーのデイリーワインのハーフ。お試しセットなるお買い得品だがなかなかうまい。ハーフボトルで上手い赤はあまり無いと思う。ワインに関しての上手いというのは完全に個人の好みだから一概には言えないけどさ。
 
☆BUD BOY −市東亮子−プリンセスコミックス
一話完結のストーリーながら設定が細かくてしっかりしているのでスケールが大きく全体で一つの話として楽しめるのがすごくいい。東雲が良い位置のキャラで大変好きである。8巻に収録のラフレシアの話に最高に笑った。やっぱり聖にも幅がないとねっ♪

☆蟲師1・2 −漆原友紀−アフタヌーンKC
こちらもオモムニバス形式というか一話完結。一巻では蟲とギンコという関係のストーリーだったが、二巻では蟲師として流れるギンコという感じになっている気がした。筆の海がお気に入り。

☆冬に来た依頼人 −五条瑛− 祥伝社文庫
キリエに納得。確かに髪も爪も切っても血が出ない。バービー人形とビクスドール、動いて恐いのはどっちだろうと思ったのはなんでなんろう?
モー○ング○禁止令は私も使いたい。今ミニ○ニのお雛様が頭から離れなくてイラつくことが多いので。マックが地球征服することに反発心を覚えるのとほぼ同等の嫌悪感をもってしまう。耳になじむ音もあることはあるが赦しがたいもののほうが多い。
話を戻してよくまとまっているしすごく格好良いからハードボイルドになっているが、この作者には狭すぎるという印象が強い。やはり長編のほうがこの人は面白い。同シリーズなら恩田陸のpuzlleが一番出来が良かった。

明日も晴れるといいが一週間前から天気予報は雨だった。雨は好きではないが今の季節はまだ雨ごとに楽しみもあるのでそう悪くは無い。一雨ごとに梅一枝に春がくるに違いない。

物思う頃は

2002年2月25日
 別にいまさら青春したいわけではないのですが、珍しくいい天気が続いて、植物が元気なのを見ると散歩しがてらいろいろ思うだけです。
 さくらにはまだ早いですが、梅にはいい時期になりつつあるのではないかと。さくらはもちろん好きですが、梅のほうが惹かれます。たぶん実がなるから・・・?

 本日指輪物語の新装文庫セットをゲットしました。いいですね、この重厚さ。内容に関係なくシリーズになっている作品を読破するのがすきです。その昔、学校の図書館で一棚分の本を読むためという目的で棚のはしから本を借りていったことがあります。一棚分読破いたしました。何を読んだかは記憶に定かではないのですがね。関係のないものを関連させたりして目的を設定するのが好きです。
 映画(洋専門)が好きなのでよくその関連をさがします。「ショコラ」というおいしい映画が最近レンタル開始されました。その映画を楽しもうと思ってチョコレートケーキを買ってきました。しかし肝心のビデオをかり損ねました。そういうこともよくします。
 お話戻って指輪物語。3月2日に映画が公開されますが、ハリポタより楽しみかも。劇場でみるべく遠出して映画館に行こうかと思います。休みですし。
  
 結論。物思うのは暇だからです。そして今は読書に勤しんでおります♪

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