冬至。

2002年12月24日
なんてことでしょう?!わたくしとしたことがっ!!冬至を忘れてました。かぼちゃぁ〜かぼちゃぁ〜食べ損ねちゃったよぅ。南瓜を心置きなく腹いっぱい食すことができる日なのにぃ。南瓜が好きです。普通に煮てそれをご飯に1日で南瓜1個を消費します。よく実家になった南瓜を貰って帰ってきてました。冬至は南瓜をばかばか食べても誰にもけちをつけられない良い日だったのです。そればかりか、食卓に売れ残って人々に無視されがちになった南瓜を黙々と消費するわたくしは食卓を預かる母上に奨励されていたのでした。あぁ、いつも欠かさず食べてたのになぁ。今年はバイトでぐったりでした。確か帰り道で転げ落ちそうな月を見ながら帰ってきて、そのまま酒かっくらって寝てしまいました。転げ落ちそうな月、そんなイメージをもった絵本だか童話だかを昔読んだはず。それ以来山にかかってないけれど天頂には程遠い位置にいる月は転げ落ちそう、と定義されるようになりました。本当に転げ落ちて困っていた月だったかな?
 柚子湯は好きでしたが、楽しくて長く入りすぎるとシカシカして大変でした。実家にいた時はいつも入ってましたが、いつもシカシカになっていた気がします。こう言うのを敏感肌というらしいです。全然無頓着で手入れもしてないので、現在もカサカサでがさがさでさめさめです。
 今日は世の中が浮かれていたので、流れに逆らうことなく手羽鳥を一人分と割引されたスポンジケーキと酒とシャンパンとチョコレートを買って帰りました。おいしかったです。(←一人で完食した・・・おそろしい)

◎蟲師3  漆原友紀  講談社
 ヒトとは次元を異にするところで生きる蟲たち、常人には見ることさえ叶わぬそれらが引き起こす事象に対処する蟲師・ギンコのオムニバス形式の物語をつづる。
 ギンコさんの左眼の秘密が明かされる「眇の魚」が注目。何故片目なのか、その事実がなんだかとても哀しくて切ない。「重い実」でギンコさんがいう、禁じ手があり、しかし例外があり、例外ゆえの例外としての禁じ手があるという話が法律論に似通っていて妙に、なんか納得した。
 違うモノ、と共存しようとするお話は好きです。ナウシカとかもそうかも。分かりやすい、違うモノとの共栄を探る。この精神はすべてに通ずるものと信じている。

◎法学入門    末広厳太郎
 この末広巖太郎(スエヒロイズタロウ)教授と言う方は、労働法の大家で民法の識者で法学の大先生でというオールマイティなすげぇ人。昭和2年の著作を死後に弟子がまとめて昭和40年くらいに出した著。すでに改語られている法自体は改正されてほとんど話しは通じないが、語られているその精神はむしろ今の方がリアリティを持って実感できる。すげぇなあと思いつつ、真面目に読もうとしたら200ない本に2週間もかかってしまった。

あ、ジョニー(赤ラベル)も尽きた・・・

なんてことを思いながらバイトに勤しむ休日でありました。近くの大型スーパーで新作のピザを焼いて宣伝。普通は遠くのスーパーや専門店などにわざわざ派遣される。いつもはわたくしもそうである。しかし最近は紹介所の方と大分慣れてきたためかいろいろ要望を行ってみたら、近くのスーパー担当にしていただけた。普通の皆様は恥ずかしいから近場は嫌がるらしい。私はわざわざ時間を割いて遠くに行く労力を思うに近場の方が楽で良いと単純に思う。別に悪いことをしているわけでもないので、知り合いにあったってかまやしない。むしろ一から信頼関係を行きずりの人と築くよりも知り合いの方が仕事の義務を簡単に果たせる。私の言葉を信用してくれやすいからだ。それに遠くに行く場合、交通費はもちろん支給してくれるが、移動時間は労働中にはならない。それなら絶対近くがいい。時々私は学生の身ながらタクシーを惜しげもなく使ったりする。もったいないとかお金持ちだねと言われるが、別にそうではなく、金で時間が買えるなら安いものだという考えがあるからだ。別にそんな忙しいわけではないけどな。
 そんなこんなで休日のスーパーでせっせと働く。休日のお買い物はご家族連れの娯楽らしい。小さなお子様がたくさんだった。試食品を作って提供し、宣伝する。いつもは飲み物ばかりなのだが、今回始めて調理した。といってもオーブントースターで焼いて切って勧めるだけ。・・・しかしいろいろとなんだか大変だった。ナイフを使っているときに限って後ろからぶつかってくれるお子様とか。熱いから触らないでねといっているトースターにわざわざ触って熱いと泣き喚いたり、辛いよと言っている食品をわざわざ食べて辛いと文句を言ったりするお子様とか。あまつさえ子供に文句を言われてわざわざ私を罵倒しにくるお子様の親御様とか。「くそがきめっ!」な〜んて、絶対に思うだけですわ。だってお客様ですもの♪
 他にもお子様がたの行動を観察するに親御様の行動が推察されておもしろい。試食品に手黙って手を出そうとするお子様と目が合うと「下さい」とか「いただきます」と言ってくださいお子様は見ているとかわいい。親御さまに促されて「ありがとう」と言ったり、「おいしい」と返してくれるお子様もいい子だなと思う。疑問なのは何度も何度も黙って食べに来るお子様。しかも子供心に罪悪感でもあるのか、私の目を盗む形で食べようとする。一皿分を一人のお子様が食べてしまったこともあった。別に構やしないのだが、公共性にはかけているかと。
 食べた後でまだ他の試食品が載っている皿の上で自分の手を払うお子様がいた。衛生的に見て困る行動ではあるのだが、此れが家庭の食卓で自分の皿の上であったら床にパンくずを落とすよりも正しい行動であろう。つまり親御様が食卓におけるマナーを指導しているであろう可能性高し。
 お子様観察以外にも傾向として感じることがある。お子様がおいしいといって、応えてご購入くださる可能性が高いのは爺婆さま方である。ママは結構財布の紐が固い。此れがほのぼのファミリーの場合、パパがいいねというとご購入率が上がる・・・ような気がする。子連れパパだけの場合、籠を手にしているパパは子供の反応次第で商品に手が伸びるが、子守りをしているだけらしい手ぶらパパさんのご購入率はぐっっと落ちる。しかし試食はたらふくさせる、子供に・・・。絶対子守りだ、あれは子守対策で食べさせてるんだ、そうに違いない。きっと普段の仕事もつらいのにこんな休日の朝っぱらから・・・とか思ってんだろうな、なんて勝手な物語を作ってひたすら手を動かす。

ハァ。お疲れ様でした。
 数あるサークルの中でかなりすごく真面目にかつどうしてらっしゃるのは音楽系の部である。規模も大きく、定期演奏会はなかなかのねらい目。かなり本格的な演奏を楽しめるがとってもチケット代が安く済むからである。内部に伝があるとただで手に入れちゃったりできるし。今日のは合唱部の友人から無料でいただいたので行ってきた。3部構成で入門編、カジュアル編、本格編でいろんな局を楽しめてよい時間であった。しかしやはりちょーっっとソロではアマの音だなぁと思わないでも・・・。いやいや格好よいし、すごいですよね。あんなホールで一人で音を出すなんて。「君の瞳に恋してる」を吹奏楽バージョンで聞かせてくれて非常に満足。あの曲好き。
 去年に石川県立音楽堂という邦楽会館とホールとなんだかいろいろある、本格的な音楽ホールが駅前に完成したので、割と手軽にいろんなコンサートに行く。数年前クリスマスに第九を生で聴いてからちょっと味をしめ、機会があればなるべく12月に生第九を聴きに行くようにしている。だから今年も行こうかとおもったのだが、連休になっているといろいろとあってなかなか時間も取れない。今年は諦めていたが、今日の演奏会でかなり満足。やはり演奏を見ながら聴くとまた味があって良し。専門的な知識は皆無ながら、という全く知らないから利己的な好き嫌いで語ることができる。此れはすきだ!これはあんまり・・・って聴いて知識として蓄える。クラシックもジャズもポップもいい。
 なんか音楽って好きだとつくづく思うのはこの季節である。いたるところでクリスマスの定番がいろんなバージョンで聴けるし、楽しい。なんか音が好きなんですわ。お気に入りの音を見つけると楽しくて嬉しくてたまらない。最近のお気に入りは低めの女性ボーカル。ジャニス・ジョップリンやエラ・フィッツ・・・(名前が全部でてこない:笑)さんや、MINMIや夏木マリさん。「九月のマリー」に続いて「パロール」を買ってしまった。うむ、満足。

♪パロール  夏木マリ 小西康陽プロデュース
 あぁいい感じ〜。もうメロメロになって聞いてる。小西さんが作曲作詞の曲がやはり好き。ピストルという曲を聞くとタバコ吸いたくなる。なんでだろ?かなりクラリとする曲、といいたい。
 歌詞でヒットだったのは「二の腕」という曲で繰り返される「馬鹿な男!」ってところがかなり素敵。どんなところが馬鹿なのか、後ろで流れているベースと歌詞がなんだかマッチしている・・のか?なんだかだんだん吐き捨てるように歌われてくる「馬鹿な男」というフレーズが笑えて来る。でもなんだか最後は納得してしまう、そんな風に歌うことができる夏木さんってすごい。
 寺山修二氏の「かもめ」というのが詩につかわてれいた。寺山氏というと「書を捨てよ、街にでろ」だかいう(いい加減ですみません)著作しか知らない。詩も書いてらっしゃるのか。今度全集をかりてこよう。前作アルバム「九月のマリー」でも、堀口大学氏訳のマリー・ローランサンの詩が使われていた。鎮静剤という曲だが、興味が湧いてネットでいろいろ検索していて堀口大学氏の訳詩が如何にすばらしいかを知った。堀口氏はカラタチという詩しか知らない。繰り返しのフレーズがとても美味いなぁと思っていたが、この鎮静剤もフレーズ化されているのがすごくいいというかなんというか。まぁそれはさておき、自分で作る場合イメージを統一するのはそれほどのことはないと思う。しかしそれを他者の作からもってきてイメージが合っている、というのに私は感じ入ってしまう。付けられている曲がまた素敵。見事だなと思うこと、聞くたびである。

 統一されたバラバラなもの、別々に生まれたものが共通点をもって集まった、というのが好きである。そういえば昔からオムニバス形式というヤツが好きだった。先日猫が出てくる小説を集めた紹介本というかエッセイみたいな本を本屋さんで見た。ジャズに関連が深い作品を集めた、というのは結構良く見る。そういうのを自分で作りたい。ホームページ作るなら、そんな自分の趣味ばかり並べて「ガラク(のための)博物館」みたいなのがいい。自分がみて楽しい情報が整理されているの。だれか整理してくんないかしら・・・・。

せっかく行ったのに

2002年12月18日
講義がおやすみでした。
自業自得です。
もっとちゃんと通っていれば事前に情報を得ることはできるのに。
行かなかったから。
悔しかったので、用もなく街にでて遊んできました。
安売りの薬屋さん(マツ○ヨではない)をのぞいたり。コーヒーを飲んだり。本屋さんで個人旅行の本を見たり。一回飛行機で旅してみたいです。それでどうせ乗るなら海外に。地球の歩き方とかみてるとたのしいですよねぇ。しかしあんまりショッピングに興味なくて、どっちかというと食べたり(本当は飲んだり:笑)、文化財をみたり、歴史を知ったりめぐったりの方がすきなので、ツアーの方が楽なんですよ。安くつくし。基本的に人が語る知識経験を聞いているのが好き。自分でできることで楽しいのは食べることという夢も華もない人間です・・・肉はあるよ、良く食べるから。食に関わった仕事なら続けられそうと思うが、自分が食べるのが好きなのであって、人にお給仕することが果たしてすきなのか・・・という問いに惑っております。

あ・・・

2002年12月16日
目が覚めたら2時?みたいな。
夜ではありません。
午後です。
因みに寝たのは昨日の2時です。
ばっちり12時間睡眠。
あー。
今日は今年最後という講義があった日なのに
サボってしまいました。
あははぁ〜ん。
就活の自己分析の一環として友人知人たちに
私の印象を聞くと真面目だよね、といってくれます。
しかし私のようなヤツは否・真面目だろうと思う。
まぁ不良ではないので造語でなんですが。
大学になってから講義をサボるなんて日常だし?
それで何をしているかといえば飲んでるし?
うそつきは罪だなぁと思いながら
騙すなごまかせみたいなことは結構してるし?
そんな自分を自覚せざるを得ない就活ってヤツは結構落ち込みます。此れでまた結果がえられなかったりしたら、本当になんでいきているんだろう・・・って考えてしまいそうで怖いです。

 先見の明がある、というほどではないが無意識に良く時代を先取りする。教職よりこれからは法学だ!と法学部に入ってみたり。これからは自国のアイデンティティや!と茶道や邦楽をサークルに選んでみたり。この曲すっきやなぁと真夜中のインディーズ番組の時に目をつけた人がその3曲あとにヒットしたり。しかし世の中がそれらに追いついてきた時には、私はすでに興味を失ってしまっていることが多い。もれず、邦楽サークルに大学1年のときに入ったが現在はすでにやめている。
 ま、それはさておき本日はそのやめたサークルの演奏発表会だったので聞きに行ってきた。一応円満退部だったのでいまだ部員たちとは交友があるのだ。去年までは能楽堂を借りていたのだが、今年から借りることができなくなったらしいので、会場が確保できたのか心配していたらグッドタイミングで教育改革による邦楽教育取り入れをにらんで、教師組合からお声がかかったらしい。そして簡単に組合会館のようなところを借りることができたらしい。ちょっと演奏向きとはいえなかったが、まぁどうせ半分子守唄代わりであんまり真面目に聴いてなかったし・・・:笑。ごめんよ、友よ。しかし自分が知っている曲ならまだしも、衝撃を受けるような出来ならまだしも、低音すぎて声がでなくてかすれた空気音しか聞こえないような地唄だと、なんだかきいていると居た堪れなくなるんですよ(いいわけ)。それに自分がもうやってないのに、偉そうに感想は語れません。と思うとどうにも気が入らないのですよ。ま、楽しかったです。

 世はクリスマス商戦真っ只中。デパートなどを見るにつけても、降誕祭という感じは皆無。でもイルミネーションとかショーウィンドウとかみてると楽しいです。あるデパートは壁が白くて四角いです。その上にライトで大きく赤いリボンがかけてありました。おぉっ!と見た瞬間に感動。そのアイデアがすばらしいですな。その飾りを横に見ながら宣言のタリーズコーヒーに行きました。ちょっと狭い?しかも縦長?なんか京都の入り口税をかけられたお店みたいだわ・・・。コーヒーは美味かったです。マイマニューを頼むほど慣れることはまだまだできませんが、その内「ダブルショットでラテを」とかスラリと言ってみたいなぁ。小心な夢です。そういえば昨日の日記に、頭が頭痛で痛い表現をかいてしまいました。さてどこでしょうか?

 ベンチャーめざして起業したい!とまではいわないけれども、独立したいなぁとは漠然と思っている。60定年であっても性別を考えるにそれだけずっと働くことが可能かというとやはり現実問題として難しいというのが、労働法ゼミで学んだ子の一年の結論である。人間50年の時代ならいざ知らず、仕事をやめてから20年もあそんで暮らせるだけの資金ができるとは思えない。また逆にそれだけ安心して暮らせるだけの資金を手にするには、やはり起業かなぁとも。ともかく「社長とよばれたいっ!」なんてコピーができるくらいは自分の夢かもしれない。

◎すべては一杯のコーヒーから 松田公太 新潮社
 タリーズコーヒージャパンの創業者による、エッセイというか事業記録。期待していたのは起業のための知識や技術的なエッセンスだったけれど、それについてはほとんど触れられることがない。しかし何を思って何を目指して、という所謂経営理念的な人生啓発のような話が具体例とともに書かれていたので、かなりおもしろかった。しかし人間なかなか思って行動に移せないから困ってるんだよ、と言いたくなるところもないではなかったし、バイトの扱いにやはり疑問を覚えずにはいられなかった。今はフリーターという職業人もいるので、一概には言えないがアルバイトと正社員は絶対に違うものである。アルバイトであろうと心持が統一されてレベルが高いほうが店のレベルが高くなることはいうまでもないが、バイト料金で正社員の働きを義務化するのはやはり卑怯といわざるをえない。あ、いやいやこの会社がそうだということではないです。本のなかでもバイトさんの働きを功績として称えていらしたし、その教育方法についてかたられていただけです。ただそれを読んで自身の経験に照らしたバイトのあり方についてついつい思い出し愚痴がでてしまいましたわ。悪しからず。

 検索してみたら、金沢香林坊店が出店しているらしい。気付かなかったなぁ。そういえばあのあたりで工事していたかしら。明日丁度街にでる用事があるので、探してみようと思います。この本もって店内で読んでみよう。むふふふふ・・・・。因みに緑のロゴのこーひーショップで読んでいたときには全くなんの反応もありませんでした:笑(←あたりまえです)
 金沢の雪はなんだかいい音がする。積もった後もなんだかシャリシャリな感じでとても観察のし甲斐があるというかなんというか。多分水分を多量に含んでいるからかと。故に重く、雪つり文化ができたのかと思ったり。それはともかく雪が降り始めた火曜の時点では週末の天気予報は晴れだったのにっ!うそつきうそつきっ!来週の火曜まで雪・・・予報なんてっ予報なんてっ!とちょっぴりやさぐれる感じです。
 しかし雪なんか日常さっなんだい雪!こんなもんだい雪!とお出かけしてみました。本屋さんでぶらぶらし、ミドリのロゴのコーヒー屋さんでサンドイッチと本日のコーヒーを飲み、探していたCDをゲットし、奮発して(寒さに負けたともいう)ぬくいセーターを購入。はぁ、楽しかった。

♪9月のマリー 
千と千尋の神隠しで湯婆ぁ婆の声をやっていらした夏木マリさんのCDです。以前お気に入りの本屋さんでかかっていたのを聞いて以来気にしていたのですが、夏木さんが歌っているということをしったのはとある歯磨き粉のCMの歌を歌っていらっしゃるのからたどったからなのです。その曲がかかっていた本屋さんというのもまた非常におもしろくてすきなんですが、それはさておきこのCDがまたすってきなんですよ。日本語で、ブルースで、いい声で。同じプロデュースで組んで出した「パドール」なるCDも聞きたいなァと。とにかく今一番のお気に入り。

 土曜の深夜にやっている韓国のドラマが楽しい。なんだかどこかで見た感じ・・・?あっ、スチュワーデス物語!ちょっと違う:笑。個人的にはいい子な主人公よりも悪役なライバル役の人のほうが好き。ちょっとヒステリー気味なところとか、目的のために手段を選ばないところとか。とても楽しいです。週末の楽しみだったりして。


柳生一族と3匹の闘い

2002年12月12日
 本当ならこんな時間に家にいるはずがないという時間帯。でもいるときに、ふっるい時代劇が放映されている。今週から「柳生一族の野望」という千葉真一氏が十ベエ役をやっている時代劇をやっている。歌舞伎を作ったとも言われる出雲の阿国もこの柳生の一族だったという設定でいい役で脚本が組まれている。うぉおお!濃いぃでぇ!!なんだかしれないが、最近の時代劇にないグっとくるものがあって、大変楽しくみている。今日は十ベェ様が、ワナにかけられたために左眼を矢で射られてしまった。距離感をつかめなくなった十ベェ様は、武人として如何に?!次号期待!!というところで終わった。まぁ明日が楽しみだわ、という感じで朝っぱらから時代劇の血しぶきにほくそえんでおります。そうなのだ、あさ10時からの時代劇枠。なかなか狙い目なものをやってくれるので、主婦になったらテレビにかじりついてしまうだろうなと思う。この柳生一族のドラマ、初回は設定説明でかなり小難しいことをやっていたがその後順調に楽しい。中でもオープニングのナレーションが一番気に入っている。「戦えば必ず勝つ、これ兵法の大一理なり。〜云々かんぬん、神にあっては神を斬り、仏に会っては仏を斬る。阿修羅魔道の〜」というのがいいのですわぁ。格好いいです。そして何気に若い松方弘樹氏もご出演中。
 しかし同じ時間帯に別局では「続・三匹が斬る!」が放映中。まぁ、殿や競艇の人(←すみません、名前が・・・:笑)や、落語家の人が一見利己的な旅をしながらその実世直し成敗をしていくお話。こちらも桃太郎侍の人が殿役でご出演中でかなりわたくしとしては注目度が高く見たい・・・しかし、上記時代劇と時間が30分かぶっているため涙をのんでクライマックスのいいとこシーンだけをみる。まぁすってきぃ〜!!と続けて嬌声を上げて楽しんでおります。

 朝っぱらから時代劇か・・・。
あ、今日はゾロ目の日ですね♪

記録更新

2002年12月11日
 金沢は雪もさることながら、雷も多い土地柄である。年間を通してよくなる。昼も夜もなく鳴る。しかも容赦なくなる。光って音が轟いて、部屋の窓がゆれる。停電もある。本当によく雷がなる、大気の状態が常に不安定な御土地柄らしい。
 そして、雷のなった日を観測し始めたのが明治16年からだそうだ。雷が鳴った日で、今まで観測された年間最高日数は53日だったそうだが、昨日今日でその記録が更新されたらしい。つまり年55日も雷がなった日があったと、こう言うわけだ。まぁよくなったもんだね。
 そして昨日今日とよくなっておりました。そして冬になる雷は雪興しといわれて、雪をつれてくるものと言われているらしい。ブリが美味くなるからブリ興しとか、異名も色々とあるらしい。雪興しとともにやってきた雪は、12月に降った雪としては昭和61年以来の大雪となったという。いやぁ、わたくし三角錐型の雪粒を初めてみた。普通雪というのはしんしんと降るもので、窓や傘にあたっても音がしないもの、という幻想を抱いておるわけです。しかし今日の雪は妙に快活な音がする。傘から手をだして雪粒を一つ手にしてみたらば、私の小指の爪ほどもある三角錐型の雪でありました。これでは音もすらあなぁと納得。しかも結晶として正しい形を保って地上に落ちている。なかなかに感慨深い雪でありました。

寒かったです。こんな日こそアルコールが必須ですのに、あいにくと丁度切らしておりました。ですが慣れぬ雪道歩きで疲れていたのか、帰途につくやぐっすり。良く寝た・・・・と思ったら寒くて、一番寒い夜更けの4時くらいに目が覚めてしまった。がはっっっ!!明日はラムかスコッチを買ってこよう・・・

2002年12月8日
ほんのり降っているのは綺麗です。雪つりとかね、日本庭園とかね、いい感じですわ。しかしね、その雪の中を太陽と北風みたいに傘を風に逆立てて進むのは大変なんですよ!だからついつい外出したくなくなる・・・。


◎片翼だけの天使  生島治郎
 めんどくさくない関係を求めて、風俗に来たしがない小説家と、韓国出身の風俗嬢のお話。
 小説家の男の思考がおもしろい。おもしろいというか、しつこいくらい同じようなことにこだわるので、よく分かる。そして純真そのもの、という意味なのか女性を天使と評する。
 さてこの天使とは一体何の比喩なのか。純真無垢という意味なのか。でもなんだか、神の意思を遂行すべくどんなことでもやってしまう、というような意味もあったりしたらすごいなぁとおもったりする。
 ただいま続刊「片翼だけの恋人」を読書中。


ピーターパンの夢

2002年12月6日
ピーターパンの目つきが悪いぞー!
歌う海賊達がいいなぁ、楽しそう。やはり歌と海賊はならべてなんぼ。
チクタチワニのテーマがいい音だ。アレはなんだろ、チェロ?
なんかハウス食品の世界名作劇場の記憶が多い。
ハウス食品とフック船長の声が同じような気がする。・・・ピーターより素敵じゃないかい?
てぃんかーベルのチリチリ音もかわいい。
1902年って何年だっけなぁ、とかボケたことをぬかしてみる。
上海事変が会った頃かな?もっと前でした。義和団事変がまさに1900年
スタッフロールに混じって、子供のためのホスピス貢献の紹介が流れてたのが印象的。
なんか純粋に見れない。何故だ、それは時代を裏打ちした常識のあり方に反発を覚えるから。
インディアンは先住民で、フック船長は片腕で、ウェンディーネの言葉とか。
船長はピーターパンに片腕を切られてワニに片腕を与えられて、おかげでチクタクワニに狙われるに至る。
そして片手はフックになったわけで、その前の名前はなんだったの?
ロビン・ウィリアムズのフックが楽しいのは、ピーターパンの話なのにフックがタイトルとは此れ如何に?
そういえば、あの映画ではピーターにママがいたなぁ。
なんでなんだろう。

あーどうも夢が診れなくなったようです。というかわりと昔からかわいげのない子だった。そのくせリアリストでもなく、中途半端な感じですね。シンデレラもピーターパンも嫌いでしたが、一番嫌いなのは赤毛のアンだったりする。しかしシンデレラは大好きだったときもあるしなぁ・・・

月に一度のごみの日

2002年12月5日
それはびんごみの日。くっ・・・これが私にはつらい。なんで一回しかないんだ。一般的一人暮らし大学生に聞くと、ビンなんぞよりもペットボトルの方が困るとか。そうか?わたしはビンの方が溜まる。月一回のイベントを逃すと、キッチン面積のかなりをビンが占領することになる。そして、夏休みを挟んで5ヵ月分溜めていたそんなビン達を資源ごみとするべく、今日出した。おぉっ、こんなに広かったのかキッチン!と思うくらい広くなった。そりゃそうだ、設置された籠5つのうち2つを私がうめたのだから。我が家に溜まるビンは、主にリターナブルビンである。ビール瓶や牛乳ビンのように洗って再利用するリサイクルビンではないので、酒屋さんに持っていってもあんまり良い顔はされない。それにガチャガチャとワインの空き瓶を持っていくのもなんかいや・・・。いや、一升瓶(日本酒入り)を抱えて持っていった時もなんだかやるかたなかったけどさ、一本10円だったけどさ。そんなこんなで台所を掃除してみた。そして心置きなく、またビンを溜める:笑。

 今日はチンタオ(青島)ビールをクイッと。中国を舞台にしたお話で、よくビンごとのまれてますが、実物を口にしたのは初めてなのではないとか。麦芽・ホップ・米が原料。やはり米が原料になっていると軽めで、独特の臭いがする。因みにバドワイザーも同じく米が原材料になっている。つまりそういう臭いが呑む前に鼻につくのがちょっといや。
 ビンごとに飲む、という格好にあこがれるけれど結構難しい。黒ビールみたいな北欧系というかアイルランド系のならいけそうだが、チンタオは難しかった。やろうと思えば、3口で飲める(やらないけど)。でもビン入りの分量といい、労働の後にちびちびとやるのがいいんだろうなと思って楽しむ。
 
 ここ数日の日記を振り返ってげんなり。呑んでばっかしやんか・・・・
NHKのとある深夜(最近は深夜って言わない時間帯なのかも)入り口の番組を見た。「ベル薔薇」の池田理代子氏がご出演で、番組中の一言。誤解を恐れず書けば、子供を持とうと思ったら、現在は60代でも可能とはいえ自然に考えたら40歳代までだろうな、というようなものかと解釈した。そう、分かりやすく感じるに体力的に今しか出来ないことがあるんだよ。そうさ!よし、呑むぞ!(←結局そこに行く:笑)

酒飲みの宿命。

2002年12月2日
・・・なんちゅうタイトルや。

無性にビールが、生ビールが飲みたいなぁと思う。ビールというのがポイントです。ただアルコールを飲みたいなぁというならば、食事のついでを装って飲みにいく。あるいはまさに飲むゾ飲むゾという感じでバーに行く。しかしドラフトとしておいているところもあるけれど、必ずしもバーで生ビールが飲めるとは限らない。食事のついでで飲める店というのもまた選択が難しい。根本的な問題として、女性一人でふらりとはいっても大丈夫だ、という店がなかなかないのだ。場違いなのは私も居たたまれないし、他のお客さんにも迷惑になるのは猶絶え難い。・・・うぉ〜う、おでんで熱燗飲ましてくれる行きつけの店がほしいよー。熱燗よ・・・いま、オーブンレンジのレンジ機能だけが器用に故障したため、熱燗が作れない。あーつーかーん〜。。。。このような状態に陥っているのは寒いからです、寒いのがみんないけないんだー!!!!
きゃー!!はじままりましてよ、皆様!ただいま5時。実況中継さしてもらいまっせ!

 男子シングル。はて出場メンバーが気になるところですが、ロシア勢が今回はあんまりでてないのでつまらないです。と思ってましたが、いやん、アジア勢が大活躍ぢゃないですか!
 キャンデロロ氏の再来とか言われていたらしいフランスの彼はまぁ・・・いいや。マトリックスはないんじゃないかしら。衣装もなんか。。。ねぇ?
 個人的に要注目!中国・李運飛氏。ヨーヨー・マの曲がとても雰囲気にあってましたわ。そして衣装もらしくて素敵でしたわ。技術的にはなんだか荒い印象も受けましたが、とにかくかもす空気がとても好みですぅ。今後の動向に個人的に注目しようと思います。
 続いて中国勢の李セイコウ氏。ソルトレークのときと同じプログラムでしたが、このプログラム好きなんですよ。ときどきミエみたいに入るカンフーの型みたいなポーズがいい!そしてなによりジャンプがかっこいい!しかしあんまりアップで見たくは・・・いやいや、なんでもありません。
 昨年のNHK杯から一躍日本で人気になったというカナダのジェなんたらさん。たしかにカッコいい。かわいい。足長い。でもそんなすっごい人でもないかなぁと天邪鬼のわたくしは思ったり。
 イリアときくとクーリックの方が先にきてしまうけど、今はイリヤ違い。イリヤ・クーリック氏。あー、ロシアの方はやはり綺麗ねぇ。氷慣れしてるっていうか(←偏見)ね。しかし、あまりプログラムの曲に映画のサントラを使うのは好きでないです。映画のイメージと相乗効果の時はいいけれど、乗り切れないと切ないから。あ、この方はXファイルよりでした。ヤグディン氏も映画音楽使うのお好きでしたが、彼はいいの、乗ってるから♪
 ひゃっほぅ、大和くんのお出まし。ラップですか、かっこぇえ!ノれればね。sステップのとき音にぴったりで素敵だった。いいねぇいいねぇ、これでジャンプさえ・・・・ピンクのネクタイが似合うってすごいなぁ。
 新人さん、日本人。最近の日本人は足が長いんですねぇ、うらやまし。
 アメリカのベンジャミン氏。ほそーい、ながーい。タンゴステップみたいなとこがおもしろかったかな。

途中NHKのドウモ君着ぐるみがリンクで回ってました。すげっ!ぬいぐるみの中に入っているのはやはりプロの人なのでしょうか?あんな前も見えない状態で滑ることができるってことは、実は滑っていた選手達のなかで一番の技術はドウモ君だったのでは?(笑)しかし観客の反応は一番冷たかった・・・。映像新技術で、ジャンプをコマわりで見れたのは楽しかったわ。さ、今から昨日のビデオで女子シングルとアイスダンスをチェーックっですわ♪それにしても、今回の男子シングルは寂しい。ヒーローがいないわ・・・
 

客観と主観の境界

2002年11月27日
そんなもん、区別できるわけはない。私が考えている限り、客観視点もどきと思ったところで私が見ていることに変わりはなく、主観から完全に離れることは不可能である。

今日は本格的に雪でした。波浪警報つき。まっすぐに歩けない。傘を差して歩こうものなら、吹き飛ばされて傘が反対にひっくり返った。おぉ。マンガみたいなことが現実に起こるとは!というか我が身に起こるとは。遠くで人々に眺められていてちょっと哀しかった。ま、冬の北陸ではよくあることさ。

むやみに肯定されても余計自虐的になってしまうけれど、圧迫面接みたいにむやみと否定されるとどうしようもない。悔しいなぁと思うが、所詮自身の力で肯定できない人間に反論の余地はない、今のところ。わたくしは福祉国家のあり方のほうが人間としてあるべき集団と思う。思うが、一方で夜警国家もまたフットワークが軽くて利点多く此れこそ理想となりうるのかという考えもないではない。くそぅ、中間とって適当にってのが解決法として一番いいと思うんだけどなぁ。

氷上の舞

2002年11月24日
今年もスケートの季節がやってきました!今年のグランプリシリーズのダイジェストを見ました。ファンとしてはあまりの端折り具合が切なかった。女子シングルではミッシェル・クワンに頑張って欲しい。皿・コーエンが出てないのは何故?そして相変わらずヤグディン様は素敵やったよ・・・ジャンプ高いしガッツポーズの余裕が一杯。4・3・3のジャンプはなかったが4・3はもうあったりまえに飛んでた。いや本当は跳ぶんだが、アレだけ滞空時間が長いと本当に飛んでるっぽい。縦のラインステップも楽しいシングルだった。しかしフリーを棄権してました、大丈夫かな今年。これ以上ヒーローがいなくなるのは嫌だ。まだプロ転向しないでねぇ〜♪昔はプルシェンコのほうが好きだったのだが、最近はヤグディンのほうがいいなぁ。技術的にはどっちもすごいけれど、ジャンプがヤグディンの方が雄大な印象を受けるから好き。でも雰囲気はプルシェンコのほうがあるかなぁとも思い。・・・どっちもすきです(笑)

今月のみんなの歌を始めてみた。かの名作「恋するニワトリ」の谷山浩子さんの曲がっ!!パラドキシカルな詞でした。バックに入っている独特の演奏音は、谷山さんだなぁと思いましたよ。ニワトリの曲のときもリズム音として鳩が鳴くような音というか、ゴム笛が潰れるような音というか(なんじゃそりゃ)がわたしは好きでした。それに似たりの音。「おはようクレヨン」のときは木琴音が印象的でしたね。

we will rock you.

2002年11月23日
俄かにQUEENブーム。一日中アルバムをかける。午前中は聞きながらノリノリで床掃除をする。雑巾を手にリノリウムの床を拭く。久しぶりの慣れない家事労働で腰が・・・(涙)。なんだか急に年齢を実感してしまった週末であった。無駄に攻撃的になっている最近の精神状態にQUEENは良く合う。それでなくとも攻撃的なところへもってもっと攻撃的になれる。ヒートアップしたところでタイミングよくカームダウンできるバラード調の曲が入る。そうこうする波を繰り返すうちに正常値に戻ることができる可能性が高い。攻撃的になっているときに、所謂癒し系のものは効かない。却って鼻についてイラつきが増す。かといってハードコアなものは持ってない。適度なのが良いのだ。因みにむやみに落ち込んでいるときは新世界のハーモニーとか歓喜の歌のように壮大なクラシックが良い。今年のクリスマスは小野セイジさんのCDで済まそう。うん、そうしよう。

ぬーぼぬぅぼ

2002年11月21日
ヌーボは何もフランス産だけではない。だけではないが、やはり初物好きの日本人の血が騒ぐので、ボジョレーのヌーボははずせない一品なのである。船便が届く2週間後くらいに店頭に並ぶものはちょっと安い。しかしもっと言ってしまうとそれほど上手いと思って飲むわけではない。好みではないのだ。それなのになぜ、わざわざこだわって高いのを承知で初日に飲むのか。それは江戸っ子が心意気でマグロを食うに似ている。つまりそういうことなんだよ。今年も美味かったです!でもやっぱり熟成してるやつのほうが好きだな。

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